桑原隲蔵全集 〈第2巻〉 東洋文明史論叢

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桑原隲蔵全集 〈第2巻〉 東洋文明史論叢

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  • サイズ A5判/ページ数 658p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000913324
  • NDC分類 220.08

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

奥澤啓

30
開高健の食エッセイの名著『最後の晩餐』(1979年刊)は、アンデス山中に墜落した旅客機の生存者が、死亡した同乗客の肉を食べた事件と、中国で続けられた「喫人」(趣味として人肉を食べる行為)をテーマとした文章で締めくくられる。その際、基本資料としたのが、本書に収められた桑原隲蔵による「支那人間に於ける食人肉の風習」(大正13年)である。前漢・後漢時代、唐代でも、病死体以外の人肉が「争って食べられたらしい(『最後の晩餐』、377頁、初版)。興味のある方はお読みください。人を食べる話が延々と紹介されています。2014/12/25

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