大山郁夫著作集 〈第4巻〉 - 大正デモクラシー期の政治・文化・社会 政治の社会的基礎

大山郁夫著作集 〈第4巻〉 - 大正デモクラシー期の政治・文化・社会 政治の社会的基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 450p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000912747
  • NDC分類 308

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てれまこし

3
政治を動かすのは理知ではなく利害である。貧乏人だろうが金持ちだろうが、みんな利害に動かされる。社会科学の使命とはまずは「露悪」である。国家思想が覆い隠す偽善の衣をはぎ取って、その下にある醜い裸体を人目にさらすことである。だから、この衣を縫う学者や知識人もまた露悪の対象である。科学だけが利害に動かされる歴史の法則を発見できる。この法則を理解するのに高踏な哲学や美学は有害である。ただ事実だけに眼を向ければよい。大山、如是閑、柳田等に見られる科学主義と反知性主義の妙な同居は、無産階級の政治参加の問題と関わる。2019/04/24

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