出版社内容情報
現代日本で常用されることわざ300を通して、世界各地25の言語と地域からことわざを集め比較するという世界初の試みが一冊の辞典に。見出しとなる日本のことわざには、来歴や言い回しについて解説。6500を越える世界のことわざは、すべて日本語訳と原語で掲載。比較することで見えてくる、新たなことわざの世界。
■関連サイト
日本ことわざ文化学会
https://www.kotowaza-bunka.org/
内容説明
現代日本で常用されることわざを通して、世界各地の25の言語と地域からことわざを集め、比較するという、世界にも例を見ない辞典。集めた世界のことわざは6500以上、すべて日本語訳と原語で掲載。見出しのことわざについて、異型・類義などの多様な言い回しや歴史的な変遷などをわかりやすく解説。
著者等紹介
時田昌瑞[トキタマサミズ]
日本ことわざ文化学会副会長
山口政信[ヤマグチマサノブ]
明治大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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壱萬参仟縁
57
ヤングコーナーにあった。が、大人こそ教養として必要と実感。できれば、発音も書いてあると音読できる国のもある。例えば、ギリシャ語、ロシア語、ネパール語など。私の場合は、中国、台湾、韓国語もできないので、ルビがあれば音読したい。例えば、231爪に人を灯す(299頁~)。古典ギリシア語はセミのように露を食っているのだろうか?(前3Cテオクリトス『牧歌』)は読めん。。2022/01/23
ゆうこ
5
お隣韓国とはそっくりのことわざが多数。ことわざに各国の名産などが現れてお国柄が出ていて楽しい。「マンゴーというマンゴーすべての果肉と種の値段」(ヒンディー語)って意味分からん。2020/10/20
aoto
3
手に取った本と微妙に表紙絵が違うのは発売日が違うからか。タイトルの如くの内容。日本のことわざと同じ意味の言葉が海外ではどう言われているか?が探せる。国の違いで文化の違いや、類似してる圏内が見渡せる。けっこう面白い。2020/07/04
人魚@オカルティズム・神秘主義に興味有り
1
とても良い。最初から最後まで読むのではなくて、時間あるときに、気になったものだけを拾い読みしている。その度に得られるものがある。
あたぱ
1
<クイズ問題につかえるかも> 日本の常用ことわざ300に対して世界の25の言語・地域から6500以上のことわざ類を集めた。他言語と関連づけれられたことわざの多い順に挙げると、「朱に交われば赤くなる」「捕らぬ狸の皮算用」「三つ子の魂百まで」「骨折り損のくたびれ儲け」「口は禍の門」だったそうだ。すべての外国語のことわざに原語表記をつけている。多様な言い回しや来歴をわかりやすく解説している。 付録に常用ことわざランキング100と世界のことわざ索引がついているのもよい。リビングに置いておいておくと良いかもです。2020/05/10