出版社内容情報
貨幣とは何か。古来より問われ続けてきたこのアポリアの突破口を見いだし新たな視座を得る鍵は、より幅広い視野から客観化、批判的に検討することにあるのではないか。文化人類学、社会思想史、経済史、経済学。分野を超えた学際的対話を通じて、現代社会における貨幣のあり方をあらためて問い直し、その変容と本質に迫る。
【目次】
序 章 貨幣再考の視点……………鎮目雅人
第Ⅰ部 パプアニューギニアの海岸から
第1章 貝殻貨幣タブの価値の存立メカニズムについて……………深田淳太郎
第2章 貨幣の国家理論における権力と実践の乖離……………中山智香子
――ドイツ領ニューギニアの事例を媒介に
第Ⅱ部 日本の貨幣制度改革の現場から
第3章 近世日本貨幣史の転換点……………高槻泰郎
――明和五匁銀と南鐐二朱銀の発行
第4章 計算単位の変更と資産評価……………小林延人
――ドル円切替えと銀目廃止
第Ⅲ部 大学研究室の窓から
第5章 現代の貨幣供給について……………柴本昌彦
――日本のケース
第6章 現代的貨幣モデルの潮流……………清水 崇
――含意と課題
第7章 貨幣思想の系譜と今後の研究の展望……………鎮目雅人
終 章 移りゆく貨幣の行方を考えるために……………鎮目雅人
参考文献
-
- 電子書籍
- 黒幕夫に惚れられました【タテヨミ】第1…



