出版社内容情報
【目次】
内容説明
保育とは、帝国による家族の統治、子どもを育てる母親の願い、そして保育の自由・自立の希求がせめぎ合う「社会的なもの」だった。それは時代と場所によって帝国から重視され、あるいは軽視され、またときには権力の及ばないアジールとして機能してきた。オーラル・ヒストリー、ライフ・ヒストリーをはじめとする膨大な資料を駆使し、内地、台湾、朝鮮、樺太、南洋、そして満洲における帝国と保育の諸相を描き出す、記念碑的労作。
目次
序章
第一部 内地の保育(内地の保育と植民地近代;アジールとしての保育)
第二部 台湾の保育(内地式保育と「国語」の重視;内地資本と保育)
第三部 朝鮮の保育(保育の重視と軽視;移動する朝鮮人をめぐる保育)
第四部 樺太・南洋の保育(社宅街整備と保育)
第五部 満洲の保育(満鉄による幼児運動場;満洲的「良妻賢母」;満洲のキリスト教保育)
終章
著者等紹介
大石茜[オオイシアカネ]
1988年東京都生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。筑波大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程単位取得後満期退学。博士(学術)。松山大学人文学部社会学科准教授。専門は歴史社会学。帝国日本における女性や子どもの歴史を中心に研究をしている。第10回河上肇賞本賞(2014年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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