法獣医学者が解き明かす動物の事件簿

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法獣医学者が解き明かす動物の事件簿

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000617291
  • NDC分類 649.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

捨て猫から生物多様性まで、動物と人との関係性をすべてカバーする学問、それが法獣医学です。動物虐待、福祉に反する家畜飼育、乱立するアニマルカフェ、野生動物とのつきあい方……。私たちの暮らしのすぐそばで起きている様々な“動物の事件”を、法獣医学の視点で解き明かします。命と社会のつながりを考え直す一冊。


【目次】

 まえがき あなたは“犬のおしっこ”に水をかけますか?

第1章 ペットの事件簿
 1 繰り返される「多頭飼育崩壊」、その根源にあるのは?
  ①多頭飼育崩壊の現場で、法獣医学者が見たものは
  ②二〇二〇年施行の改正動愛法で初めての裁判
  ③多頭飼育崩壊とは、いったい何なのか
  ④ペット業界の裏側と、改善に向けた取り組み
  ⑤“溜め込んでしまう人たち”をどうケアするか
 2 ペットの遺棄・殺傷事件は、ペットだけの問題ではない
  ①動物虐待が、人への凶悪犯罪にエスカレート
  ②獣医師には、動物虐待を通報する義務がある
  ③余命短い動物にとっての「福祉」とは
  ④日本では、ペットを飼っている人は少数派

第2章 “役に立つ”動物の事件簿
 1 私たちの生活と切っても切り離せない「産業動物」
  ①卵は安ければいいのか、高くても構わないのか
  ②産業動物なしに人の生活は成り立たない
  ③殴る蹴るの虐待は許されない
 2 時には危険な任務も負わされ、人のために働く「使役動物」
  ①ネズミから象まで、役目は救助から攻撃まで
  ②盲導犬は広くなじみのある使役動物
  ③災害救助や警備などに活躍する自衛隊犬・警察犬
 3 医薬や生命科学の進歩に欠かせない「実験動物」
  ①実験動物に無用なストレスを与えてはいけない
  ②欧米の主流は「実験が終わったら譲渡」

第3章 文化を担ってきた動物の事件簿
 1 日本古来の神事や伝統文化に関わる動物たち
  ①改善して生き残る道を選んだ「上げ馬神事」
  ②天然記念物「奈良のシカ」は、あくまでも野生動物
  ③“伝統”も時代に合わせて変わっていく
 2 動物とのスポーツやレクリエーションを楽しむには?
  ①人間だけが楽しい競馬や乗馬でいいのか
  ②動物園の動物たちは、見られても平気?

第4章 野生動物の事件簿
 1 野生動物と人とのよりよい関係とは
  ①故意に殺傷すれば罪になるのはカモシカも鳩も同じ
  ②野生動物と人は、どうすれば共存できるのか
 2 “かわいい”動物カフェの罪。野生動物はペットか
  ①フクロウには、一羽につき数百ヘクタールの森林が必要
  ②日本はエキゾチックアニマルの大消費国
 3 野生化したペットや外来種をどうする?
  ①野生動物を飼うとは、覚悟を必要とすること
  ②希少種の保護と動物福祉の両立を目指して

第5章 行き場を失った動物の事件簿
 1 災害時の動物たちと、動物をめぐる人々
  ①避難所にペットを受け入れる、受け入れない?
  ②餓死と安楽死、どちらが産業動物にとって苦痛が少ないか
 2 保護犬・保護猫をめぐる悩ましい問題
  ①犬や猫は、な

内容説明

捨て猫や卵の値段から生物多様性まで、動物と人との関係性をすべてカバーする学問、それが法獣医学です。動物虐待、動物福祉に反する家畜飼育、乱立する動物カフェ、野生動物とのつきあい方、災害時の動物の保護…。私たちの暮らしのすぐそばで起きているさまざまな“動物の事件”を、日本における法獣医学のパイオニアが解き明かします。

目次

第1章 ペットの事件簿
第2章 “役に立つ”動物の事件簿
第3章 文化を担ってきた動物の事件簿
第4章 野生動物の事件簿
第5章 行き場を失った動物の事件簿
終章 法獣医学とは何か

著者等紹介

田中亜紀[タナカアキ]
1974年東京生まれ。日本獣医生命科学大学特任教授、獣医師。法獣医学者であるとともに、日本におけるシェルターメディスン(シェルターにおける動物の健康管理)の先駆けの1人。子どもの頃をウィーンやロンドンで過ごし、1992年日本獣医畜産大学(当時)に入学、卒業後は動物病院勤務。来日したカリフォルニア大学デービス校(UCD)の研究者の通訳を務めたのをきっかけに2001年渡米。2002年UCD環境毒性学部修士課程に入学、獣医学部でシェルターメディスンを専攻して修士課程修了。疫学部に転じて2015年に博士号取得。UCD研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

トト

1
著者は法獣医学を専門とする獣医師であり、大学教授でもある。動物に関わる法律に照らし合わせて、動物に関する事件を解決する話はドラマっぽい。アニマルウェルフェア(動物福祉)を基本として取り組むのだが、生物であり愛玩であり、文化財でもあり、また食料にもなるという対象物を、どう見るかは個人差がありすぎる。人間と共存することが理想とはいえ、場合によっては敵対する関係、一筋縄では行かない。うまく折り合いを付けていくために、話し合わないといけないし、人間も動物も不幸にならないルールを少しずつ作っていくしかない気がする。2026/01/21

北区のまき

0
長野のブリーダーが麻酔せず帝王切開して罰金10万。牛を殴る動画投稿した男が罰金20万。それ以上に身震いする事実満載のノンフィクションルポなので、国民全員に読んで欲しい。辛い内容だが。2026/01/22

takao

0
ふむ2026/01/12

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