出版社内容情報
世界を覆い尽くす際限のない消費主義と、各地で激化する保守主義や他者の排除――。故郷喪失の感覚と故郷回帰への欲望に囚われた時代、哲学は何を示すことができるだろうか? アジアとヨーロッパを横断する哲学者がハイデガー、スティグレール、西谷啓治らとの対話を通して描き出す、〈ヨーロッパ化〉した惑星を超え出る思考
【目次】
日本語版へのまえがき
まえがき
前 奏 故郷喪失的立場
第一節 惑星化と故郷喪失
第二節 故郷喪失の肯定
第一章 哲学とポストヨーロッパ
第三節 ヨーロッパ哲学の精神
第四節 ポストヨーロッパの構制
第五節 思考の個体化と課題
第二章 「アジアとは何であるか」――ひとつの問い
第六節 「アジアとは何であるか」という問い
第七節 テクノロジーと比較研究の限界
第八節 思考の個体化と普遍の追究
コーダ 善きポストヨーロッパ人たち
第九節 ニーチェの後に、善きヨーロッパ人
第一〇節 魔法の舌
注
参考文献
訳者解題
人名索引/事項索引
内容説明
ヨーロッパに端を発した近代化は、いま惑星規模の行き詰まりに直面している。この危機において、哲学はどのようにヨーロッパの他者に応答しうるだろうか。そしてヨーロッパの他者は、どのようにその遺産に応答することができるだろうか。京都学派の「近代の超克」への時を超えた応答であり、二〇世紀哲学の読解に仮託した自伝でもある本書は、〈思考の個体化〉を手掛かりにしてポストヨーロッパ哲学の可能性を描き出す。
目次
前奏 故郷喪失的立場(惑星化と故郷喪失;故郷喪失の肯定)
第一章 哲学とポストヨーロッパ(ヨーロッパ哲学の精神;ポストヨーロッパの構制;思考の個体化と課題)
第二章 「アジアとは何であるか」―ひとつの問い(「アジアとは何であるか」という問い;テクノロジーと比較研究の限界;思考の個体化と普遍の追究)
コーダ 善きポストヨーロッパ人たち(ニーチェの後に、善きヨーロッパ人;魔法の舌)
著者等紹介
ホイ,ユク[ホイ,ユク] [Hui,Yuk]
エラスムス大学ロッテルダム哲学教授。同大学エラスムス哲学技術研究所所長。2014年より哲学と技術のリサーチネットワーク主宰、2020年よりバーグルエン哲学・文化賞審査委員もつとめる
原島大輔[ハラシマダイスケ]
立教大学現代心理学部助教。基礎情報学/表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遊動する旧石器人




