日本映画のために

個数:
電子版価格
¥4,070
  • 電子版あり

日本映画のために

  • ウェブストアに32冊在庫がございます。(2026年01月11日 13時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000617154
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

出版社内容情報

溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男、山中貞雄から、鈴木清順、吉田喜重、中島貞夫、そして北野武、黒沢清、濱口竜介まで……。四〇年にわたる論稿を編纂した、著者初の日本映画論集成。単著未収録作を多数含む圧巻の三〇篇に加え、書下ろしの「内田吐夢論」、三宅唱との対談、小田香・小森はるかとの鼎談を収める。


【目次】

 「日本映画」のために――序文に代えて


 内田吐夢論――またはその画面を彩る慎ましい顕在性をめぐって
 翳りゆく時間のなかで――溝口健二『近松物語』論
 言葉の力――溝口健二『残菊物語』論
 山中貞雄論
 まだ十五歳でしかない彼女の伏し目がちなクローズアップの途方もない美しさについて
  ――山中貞雄『河内山宗俊』論
 「例外」の例外的な擁護――小津安二郎『東京物語』論
 二〇〇五年の成瀬巳喜男
 寡黙なるものの雄弁――戦後の成瀬巳喜男



 鈴木清順または季節の不在
 『悪太郎』讃
 神代辰巳を擁護する
 影とフィクション
  ――吉田喜重論 『人間の約束』『嵐が丘』『鏡の女たち』をめぐって
 祈りと懇願――澤井信一郎論
 京都は、なぜ、「犯罪都市」たりそびれたか
  ――中島貞夫『893愚連隊』から深作欣二『仁義なき戦い』まで
 『893愚連隊』、『狂った野獣』――とりわけ推奨したい二本の活劇
 ひたむきに釣瓶を握る女の有無をいわせぬ美しさについて
  ――中島貞夫『多十郎殉愛記』論



 大震災で映画と出会った男――プロデューサー城戸四郎
 「撮影所システム」の消長と「新しさ」の系譜Ⅰ
 黒澤明の八月十五日
 「撮影所システム」の消長と「新しさ」の系譜Ⅱ
 そこに大地震がやってきた
  ――溝口、山中、そして京都ヌーヴェルヴァーグ
 「撮影所システム」の消長と「新しさ」の系譜Ⅲ
 一九六〇年、誰が映画を恐れていたか



 北野武、または「神出鬼没」の孤児
 空間の悲劇――黒沢清『クリーピー 偽りの隣人』論
 聡子の変貌に世界は救われる――黒沢清『スパイの妻』論
 沈黙から銃声へ――黒沢清『Cloud クラウド』論
 選ぶことの苛酷さについて――濱口竜介『寝ても覚めても』論



 突き詰めた「清順美学」
 喜重さんは「驚かせる」ことが得意な方だった
 翳りと艶めかしさと
 小川紳介の乾いた「殺気」について
 アルコールランプの揺らめく炎とともに――追悼 山根貞男
 青山真治をみだりに追悼せずにおくために

 対談 悦ばしき映画――三宅唱・蓮?實重?
 鼎談 “生きている現在”を撮る――小田香・小森はるか・蓮?實重?

  初出一覧

内容説明

溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男、山中貞雄から、鈴木清順、吉田喜重、中島貞夫、そして北野武、黒沢清、濱口竜介まで…。40年にわたる論稿を編纂した、著者初の日本映画論集成。単著未収録作を多数含む圧巻の30篇に加え、書下ろしの「内田吐夢論」、三宅唱との対談、小田香・小森はるかとの鼎談を収める。

目次

1(内田吐夢論―またはその画面を彩る慎ましい顕在性をめぐって;翳りゆく時間のなかで―溝口健二『近松物語』論 ほか)
2(鈴木清順または季節の不在;『悪太郎』讃 ほか)
3(大震災で映画と出会った男―プロデューサー城戸四郎;「撮影所システム」の消長と「新しさ」の系譜1 黒澤明の八月十五日 ほか)
4(北野武、または「神出鬼没」の孤児;空間の悲劇―黒沢清『クリーピー 偽りの隣人』論 ほか)
5(突き詰めた「清順美学」;喜重さんは「驚かせる」ことが得意な方だった ほか)

著者等紹介

蓮實重彦[ハスミシゲヒコ]
1936年東京都生まれ。フランス文学者、映画批評家、文芸批評家、小説家。東京大学文学部仏文学科卒業。65年パリ大学にて博士号を取得。東京大学教授を経て、同大学第26代総長。78年に『反=日本語論』で読売文学賞、89年に『凡庸な芸術家の肖像―マクシム・デュ・カン論』で芸術選奨文部大臣賞、2016年に『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドゥールを受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まぶぜたろう

17
映画は「物語とはいっさい無縁でしかない」「雄弁な細部の集積」であり、一方で清順や中島貞夫の「フィルムを活気づける」「変化するショットの呼吸」や「日本映画の良質な抒情性」に目を見張る、いかにもな御大の記述に、蓮實って意外に印象批評だよねってのが第一の感想で、それには寂しく思いもしたのだが、それでもやはり、あの『河内山宗俊』のあの「粉雪」を「死とは、目で見ることのできる死骸ではなく、透明で軽いこうした不可視の体験」と記す言葉には泣くしかなく、こうした映画への不断の誘惑に、ああ蓮實先生「お見事」と思うわけです。2025/12/18

Naoto

0
映画批評の大家の蓮實重彦による待望の日本映画論集。三隅研次、中川信夫、伏水修など映画史であまり注目されていなかった傑作を「フィルム的な現実」という視点から鮮やかに論じる。書き下ろしの内田吐夢論は著者晩年の集大成的仕事。1930年代、50〜60年代に続く「第三の黄金時代」として、濱口竜介、三宅唱ら現代作家への熱い眼差しも収録。網羅的でも選別的でもない、映画という捉えがたい対象への独自のアプローチが貫かれている。映画を本格的に擁護したいという著者の思いが全編に溢れる、映画への礼を込めた一冊。2025/12/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22859481
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品