統制百馬鹿―水島爾保布戦中毒舌集

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統制百馬鹿―水島爾保布戦中毒舌集

  • 前田 恭二【編】
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  • 岩波書店(2025/07発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000617062
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

漫画を描けば、ヒットラーとスターリンを遊女とその客に仕立てておちょくり、文を書けば「政府は嘘をつくもの」とバッサリ切る。言論統制の時代にあって、国粋主義雑誌に連載、検閲の眼をかわしながら体制を批判し続けたコラムを選りすぐって編集。盧溝橋事件から一九四五年二月まで、物資窮乏、闇経済、隣組などの実態を伝える。


【目次】

内容説明

日中戦争、太平洋戦争―統制一色の時代に、文筆を振るえば、政府はウソをつくものなどと斬り、漫画を描けばヒトラーとスターリンを遊女と客に仕立てておちょくる。言論統制下、国粋主義雑誌に連載して検閲の目をかわし、反骨精神と理性をもって体制を批判し続けた異能の画家・文筆家、水島爾保布の戦中痛快コラムを選りすぐって編集。盧溝橋事件から敗戦直前まで、物資窮乏、闇経済、隣組などの実態を伝える。

目次

一九三七年/昭和十二年
一九三八年/昭和十三年
一九三九年/昭和十四年
一九四〇年/昭和十五年
一九四一年/昭和十六年
マクアイ問答 日中戦争から太平洋戦争へ
一九四二年/昭和十七年
一九四三年/昭和十八年
一九四四年/昭和十九年
一九四五年/昭和二十年 附 戦後のコラム「はなぢ綺語」

著者等紹介

前田恭二[マエダキョウジ]
1964年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。読売新聞社勤務を経て、武蔵野美術大学教授。専門は日本近現代美術史。著書に『絵のように―明治文学と美術』(白水社、2014年、第65回芸術選奨文部科学大臣新人賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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small_akuto

1
Twitterに流れてきたから読んでみた 戦時中に体制を皮肉ったり、戦時下の生活を風刺した水島仁保布のコラム集 暗いなぁ 文章もうまいし、批判も鋭く、風刺はユーモラスで声を出して笑った文章もあったけど、日本中が悲惨な戦争の最中だけに、その怒りもやりどころがない 軍部を非難するのは簡単だけど、アメリカ相手には一度始まってしまったらどのみち勝てた戦争じゃなかったと思う アメリカも日本を敵視して、色んな政策を行なってた どうであれ、この歴史の中に自分は生まれたわけで、前の戦争を楽しく勉強できたのは良かった2025/08/24

koba23

0
内容的には、この時代に言って大丈夫?みたいな内容も多いが、微妙にセーフなのだろう。当時の人たちには少ない楽しみだったのかも。2025/12/08

アヴィ

0
昭和12年から昭和20年までの日中戦争から対米戦そして敗戦に至る軍事統制下のこの時代、かなり自由な筆致で政治批判に同盟国批判など書き続けた水島爾保布の毒舌集。不勉強で水島爾保布という人物を知らなかったが、昭和のSF文壇で長老的位置づけだった今日泊亜蘭の実父と知って納得。確かにあらゆることを批判したり、虚仮にしたりしているが、あくまでやり方に対して文句を言っているが、戦争そのものや日本という国に対することは言っていない。配給生活も金属供出も受け入れながらやり方への批判。だからこそこの連載が続けられたのだろう2025/12/09

takao

0
ふむ2025/11/13

らすた

0
この時代にこういうことを書いた人がいるのはスゴいと思いました。 何より当時の空気感や、庶民の生活が次第に巻き込まれていくところ。 勇ましいことを言ってる奴らがのさばる内に、いつの間にかモノを言えなくなり突き進まざるを得なくなる。 今の世の中に通じるものがあり、恐ろしい。2025/08/30

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