出版社内容情報
手紙の送り主と思われる男“ギルバート”を捕まえたアンたち。
ところが男は記憶喪失な上、彼が本当にアンの父なのか知るべく旅立った途端、アンが攫われてしまう!
――連れ去られた先は、人と妖精が共生する美しい楽園。
ここでシャルやミスリルと暮らし、楽園を維持するための砂糖菓子を作って欲しいと頼まれ戸惑うアン。だがシャルは楽園自体を怪しんでいて……?
銀砂糖師の少女と妖精が紡ぐ心に染みるファンタジー!
内容説明
手紙の送り主と思われる男“ギルバート”を捕まえたアンたち。ところが男は記憶喪失な上、彼が本当にアンの父なのか知るべく旅立った途端、アンが攫われてしまう!―連れ去られた先は、人と妖精が共生する美しい楽園。ここでシャルやミスリルと暮らし、楽園を維持するための砂糖菓子を作って欲しいと頼まれ戸惑うアン。だがシャルは楽園自体を怪しんでいて…?銀砂糖師の少女と妖精が紡ぐ心に染みるファンタジー!
著者等紹介
三川みり[ミカワミリ]
9月28日生まれ。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まぁ
8
生きるためには自分の意思をもって考えなければいけない、というのが最初から通してのこの物語のテーマなのかもしれません。なんというか誰かへの依存は愚かだけど、憎むことでもない、なぜなら当たり前だからっていう考え方が、だからこそ依存しないで自分で考えることが尊いんだという反語のようでした。ギルバートさんは本当に父親なのかと驚き。2023/08/10
色素薄い系
6
前回で謎だった人や妖精は今回でほとんど謎が解けたので次回以降記憶探しでどんな事件に巻き込まれる事になるのか。セラの「人間が妖精を使役するなら妖精が人間を使役してもいいじゃない」という考え方は間違いなく人間がもたらしてしまった考え方なのでまだまだ共存する世界は遠そうです(妖精は隣人の考え方が浸透するにはまだ全然時が経過していないから当たり前なんだけど)。シリアス展開の中でも安定のミスリルの騒がしさが癒やしですね。かつての仲間が再登場するのを楽しみにしたい。2023/10/14
輝夜
6
アンの父親【ギルバート】は本当に生きていた。記憶喪失になっていても、妖精と対等であろうとする姿はやっぱりアンの父親なんだよね。セラとリラの楽園の真実も切なかった。いつか、妖精と人間信じ合い、共存していける世界にどうかなっていけますように。 アンとシャルのいちゃつきが若干少な目だったので、次巻ではぜひもっとお互いを恥ずかしがらせてください!笑2023/09/16
ミド
5
今までは人間側から見た妖精との関わりだったのが今度は妖精の視点で世界を見ることになる。使役する側される側、それが反転して何が悪いのか、かなり深いテーマになっている。アンとの食事を普通に楽しんでいたシャルたちが香りの強い果物を好んで食べていることに驚くアンが印象的だった。深く繋がっている彼らでも知らないことはあるんだなあ。シャルからの愛情表現が増しているらしいけれど、夫婦なのに同じベッドで寝るのをためらうってどうなの。2024/06/05
シュウ
5
本当に父親だったのか。とは言え、まだまだ残っている謎もある。未来よりも今をどうすればと思う心は人も妖精も同じなのかも。2024/03/15




