出版社内容情報
産業の構成要素である「現場」を四〇年以上観察し、考察を積み重ね、産業とその競争力の動態を把握した著者は、現場の実証経営学と古典派経済学の知見から、産業競争力に関する理論構築へと向かう。Ⅱ巻では製品・工程の設計思想(アーキテクチャー)の進化過程を分析し、最後にこれを21世紀の産業現象の分析に適用する。
【目次】
内容説明
産業の構成要素である「ものづくりの現場」を40年以上観察し、考察を積み重ね、産業とその競争力の動態を把握してきた著者は、本書で実証研究の成果と、古典派経済学・進化経済学・ものづくり経営学の知見を踏まえて、産業競争力の理論構築へと踏み出した。2巻では、製品・工程の設計思想(アーキテクチャ)の進化過程とその帰結を分析し、これを21世紀の産業現象の分析に適用する。(全2巻)
目次
第8章 設計思想論―アーキテクチャの概念と類型
第9章 アーキテクチャの進化論
第10章 設計の比較優位論―現場発の産業競争力分析
第11章 「設計の比較優位論」のより現実的な修正―動態的適応、立地選択、多国籍企業、中小企業
第12章 「設計の比較優位論」のプロセス的基礎
第13章 設計循環と産業内構造
終章 再び現場から
著者等紹介
藤本隆宏[フジモトタカヒロ]
1955年東京生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業、三菱総合研究所入社。89年ハーバード大学ビジネススクール博士号取得(D.B.A.)。90年東京大学経済学部助教授、98年同大学院経済学研究科教授、2004年同ものづくり経営研究センター(MMRC)長。21年早稲田大学研究院教授。専門は、技術・生産管理、進化経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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