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出版社内容情報
記者が4年をかけて全国を歩き、憲法事件の関係者を取材したルポルタージュ。綴られる物語は、戦後の日本社会が形成されていく歴史であり、尊厳をかけて闘った人間の「不断の努力」の軌跡だ。私たちが憲法を護ってはじめて、憲法は私たちを護ってくれる。石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞の新聞連載の書籍化!
内容説明
本書は、著者が四年をかけて全国を歩き、憲法事件の関係者を取材したルポルタージュである。素材となる事件は、戦後の日本社会の形を作った憲法裁判の歩みであり、尊厳をかけて闘った人々の軌跡である。憲法は、息を吹き込まなければただの文書である。憲法が辛うじて生きているのは、本書に登場するような当事者らの「不断の努力」の賜物である。私たちが憲法を護ってはじめて、憲法は私たちを護ってくれるということを、本書に綴られたドラマは教えてくれるだろう。
目次
第1章 平和の原則(9条)
第2章 政教分離の原則(20条、89条)
第3章 生存権(25条)
第4章 学問の自由(23条)
第5章 思想・良心の自由(19条)
第6章 表現の自由(21条)
第7章 平等原則(14条)
第8章 個人の尊重(13条)
著者等紹介
渡辺秀樹[ワタナベヒデキ]
長野県駒ヶ根市生まれ。伊那北高校、早稲田大学第一文学部卒。1983年、信濃毎日新聞社入社。報道部長、編集局次長、論説副主幹などを経て、2018年から編集委員。新聞連載「憲法事件を歩く」で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞「草の根民主主義部門」大賞、むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞特別賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞。新聞連載「芦部信喜 平和への憲法学」等で平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞。スクープ「判決文コピペか」でメディア・アンビシャス大賞メディア賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。