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道理と風俗 - 水戸学と文明論の十九世紀

常瀟琳
価格 ¥5,720（本体¥5,200）
岩波書店（2025/03発売）
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サイズ A5判／ページ数 308p／高さ 21cm
商品コード 9784000616881
NDC分類 311.21
Cコード C3031

出版社内容情報

西洋との遭遇により激しく揺らいだ十九世紀日本。危機のなかで望まれる政治秩序を追究した水戸学者・會澤正志齋と内藤耻叟、儒者・古賀☆庵、儒者から文明論者に転じた中村敬宇、および福澤諭吉に焦点を当て、普遍としての「道理」と特殊としての「風俗」という二つの視点から、十九世紀政治思想を論じ直した野心作。

感想・レビュー

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普遍としての道理特殊としての風俗十九世紀の思想家たちの両立困難な課題移風易俗國體天叙天秩天工に代わる聖賢の役割神人相感民心の固結心斉なれば、すなわち気壮んなり理直が現実の力に直結一国の人心風俗文明の精神籠絡という人心操作の術天下の人心を籠絡する水車のような政治智力と道徳の要素間の倒錯人情こそが実在的金石をも透る地情の力感情の国としての日本人ありて後に天地あり2025/05/01

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