VTuber学

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  • サイズ A5判/ページ数 348p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000616539
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0076

出版社内容情報

VTuberは、インターネットとコンテンツが連綿と紡いできた文化的、社会的、産業的な試行錯誤による蓄積の結節点にいる存在である。そこからは、情報社会が進展するにつれて現れてきた可能性や課題、多層的な問いを取り出すことができる。気鋭の執筆者陣が、様々な角度からVTuberについて考えるための視座を提供する。

内容説明

VTuberは「インターネット」と「コンテンツ」が連綿と紡いできた文化的、社会的、産業的な試行錯誤による蓄積の結節点にいる存在である。そこからは、情報社会が進展するにつれて現れてきた可能性や課題、多層的な問いを取り出すことができる。様々なバックグラウンドを持つ執筆陣が、VTuberについて考えるための視座を提供する。

目次

『VTuber学』をはじめよう
第1部 VTuberことはじめ(VTuberの歴史―VRニュースサイト「PANORA」運営者の視点から;VTuber企業のビジネスモデルと社会的広がり―ANYCOLORとカバーを中心に;VTuberのエンターテイメント性を考える;すべてがVになる―VTuber現象が人類の魂を解き放つ)
第2部 調査編(VTuber学入門―どのようにVTuberを調査・研究していくのか;メタVTuberコンテンツの表象文化研究―「匿名性」「有名性」「声」「ジェンダー」から考える;当事者の声をとらえる―「バ美肉」実践者へのアンケート・インタビュー調査;重なり合うアバターたち―VRChatにおけるアバター/ユーザー関係の諸相)
第3部 理論編(「VTuber」とはいかなる存在者か;実在する配信者としてのVTuber;人格(ペルソナ)としてのVTuber
フィクショナル・キャラクターとしてのVTuber
「身体」と「魂」としてのVTuber)

著者等紹介

岡本健[オカモトタケシ]
1983年奈良県生まれ。近畿大学総合社会学部/情報学研究所教授。VTuber「ゾンビ先生」の中の人でもある。2012年3月に北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻を修了。博士(観光学)

山野弘樹[ヤマノヒロキ]
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程在籍。2017年、上智大学文学部史学科卒業。2019年、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻修士課程修了。修士(哲学)。ポール・リクールの研究に取り組むとともに「VTuberの哲学」という新たな学問分野の立ち上げに挑む

吉川慧[ヨシカワケイ]
インタビュアー/ライター/文化ジャーナリスト。東京中華学校講師、ドワンゴなどを経て、ハフポスト日本版、BuzzFeed Japan、Business Insider Japanで記者・編集者を歴任。現在はフリーランスとして雑誌、ウェブメディアなどに寄稿。VTuberをはじめ、古今東西のエンターテインメントやビジネスについて取材。関心領域はカルチャー×歴史×ビジネス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナオフミ

34
自分の好きなものについて知りたいと思い手に取ってみたが、こんなにも様々な視点がありこんなにも論理的に考察が可能なのかと感動しました。しかし、どの理論もこれが正解というわけでもないが、全てが正しく感じてしまいます。こういった議論を今後友人と交わせることを楽しみにしたいと思います。最後に自分は直感的には配信者とVtuberはそれぞれ別の存在だと思います。2024/11/20

寿こと

15
読むのに物凄く時間がかかった……。 内容としては大きく三部(本書中はローマ数字)に分かれていて、一部がVTuberの歴史について事細かに書かれています。 二部、三部はタイトルのVTuber学の通り、学問として調査と理論をまとめています。 時間がかかった理由が、VTuberについて詳しくないので、一部に出て来る単語(人物名、企業名など)が分からず、都度調べていた為。 二、三行に一つ以上知らない言葉が出て来るのは中々きつかったですけれど、調べないと目がどんどん滑っていくので。2024/09/06

播州(markⅡ)

10
Vの歴史から始まり、ビジネスや社会的影響、アイデンティティに哲学的問と多岐にわたっていろいろな論が述べられている。海のものとも山のものともわからないVライバーについて様々な視点を与えてもらい、予想外の知見もあった。まさか学術的論文において、「我々わためいと」という人称がでてくるとは思ってなかったので複雑な顔をして笑ってしまった。たしかに著者1人1人がそれぞれの推しがいるのだろう。 彼ら彼女らは哲学的な部分を読んでみたらVのものとも現(うつつ)のものともつかないという表現がぴったりくるのではないかと思った。2025/03/08

富士さん

7
さすが岡本先生、先駆的なお仕事でした。内容は論考とインタビューからなり、歴史からビジネス、ユーザー研究、存在そのものに対する議論まで幅広く扱われています。個人的には歴史がまとめられているのがありがたかったですし、現象学ファンとしては現象学からのアプローチがあったのがうれしかったです。YouTuber学があるかないかの時にVTuber学が出るのは象徴的な事です。これは、日本のキャラクターコンテンツ研究の蓄積がもたらした成果であって、その体系性が新規の出来事も素早く取り入れる懐の深さを生んだが故だと思います。2024/11/09

Ex libris 毒餃子

5
総論と調査編はざっくりとした情報を整理できて良かった。また、理論編は自分が感じていたことが理論化されていて良かった。2025/01/05

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