ドキュメント『沖縄戦の図』全14部―丸木位里と丸木俊が描いた“いのち”の叙事詩

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ドキュメント『沖縄戦の図』全14部―丸木位里と丸木俊が描いた“いのち”の叙事詩

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000616423
  • NDC分類 778.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

沖縄戦が教えた真理「命どぅ宝」に魂が震えた丸木夫妻。それを絵に描きたい。「人間といのち」への深い鎮魂と洞察の軌跡をたどる物語。平和・協同ジヤーナリスト基金賞大賞、『キネマ旬報』日本映画ベスト3位に輝いた評判の映画を活字化。画家夫妻が未来へ残そうとした渾身の“ルポルタージュ絵画”は、どのように生まれたのか。

内容説明

沖縄戦が教えた真理「命どぅ宝(命こそ宝)」に魂が震えた丸木夫妻。それを絵に描きたい―。「人間といのち」への深い鎮魂と洞察の軌跡をたどる物語。二〇二三年度平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)、同年度キネマ旬報ベスト・テン文化映画部門第三位に輝いた評判のドキュメタリー映画を活字化。画家夫妻が未来へ残そうとした渾身の“ルポルタージュ絵画”は、どのように生まれたのか。アートの可能性や平和を創る力に迫るアートドキュメンタリー。

目次

序章 『沖縄戦の図』との出会い
1 久米島(久米島の虐殺(1)(2)
亀甲墓/自然壕(ガマ)
喜屋武岬/集団自決)
2 佐敷(佐敷で描き上げた“八連作”;暁の実弾射撃/ひめゆりの塔)
3 首里(首里で描いた三作品;奇跡の美術館;ガマ/きゃん岬)
4 読谷(“読谷三部作”チビチリガマ/シムクガマ;残波大獅子)

著者等紹介

河邑厚徳[カワムラアツノリ]
1948年生まれ。映像ジャーナリスト・映画監督。71年、東京大学法学部卒業後、NHK入局。主に文化教養番組で現代史・芸術・歴史・宗教関係のドキュメンタリーを担当。『私の太平洋戦争~昭和万葉集より~』『がん宣告』『シルクロード』『アインシュタインロマン』『エンデの遺言―根源からお金を問う』『インターネットドキュメンタリー・地球法廷』など数々のドキュメンタリーを手掛け、内外の受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

40
新刊コーナーより。原爆図が有名な丸木夫妻だが、彼らはシリーズで「戦争」を描き続けた。夫妻の作品のひとつ・沖縄戦の図をテーマにした映画を作った監督(元NHKドキュメンタリー制作班)によるこの本は、彼が感じた思いと取材内容が巧みに構成されていて、臨場感があった。不満はカラーがもっとあればよかったかな…ぐらい。私も墨田区出身の夫とともにここに住まなければ、空襲をテーマにした作品は作らなかっただろう。継続の力に圧倒された。…国連に寄贈すべき作品だと思う。2024/08/24

チェアー

5
一番身近な人々が互いに殺し合う場面を想像しよう。そんなことがわずか80年前に沖縄で行われた。その責任はだれも取っていない。それは殺し続けているのと同じことだ。丸木夫妻の絵は鎮魂のための絵ではない。いまなお渦巻く怨嗟と、それを解き放つことができない私たちのための絵だ。 2024/09/02

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