21世紀未来圏日本再生の構想―全体知と時代認識

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  • サイズ 46判/ページ数 326p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000616409
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

コロナ・パンデミック、世界戦争の予兆――。世界秩序は急速に流動化し、グローバル・サウスといわれるアジア、アフリカ、中南米の新興国群をはじめ、「全員参加型秩序」の新潮流が動き出している。経済産業とインテリジェンスの最前線を生きた著者が、二一世紀システムの創造的参画者として日本が進むべき道を考察する。

内容説明

コロナ・パンデミック、ウクライナ、ガザでの戦闘、そして世界戦争の予兆―。二一世紀も二〇年余を過ぎた現在、世界秩序は急速に流動化し、グローバル・サウスといわれるアジア、アフリカ、中南米の新興国群をはじめ、「全員参加型秩序」の新潮流が動き出している。二〇世紀型の工業生産力モデルの優等生だった日本は、「一瞬だけ繁栄した奇妙な国」として歴史に残るのか。経済産業とインテリジェンスの最先端を生きた著者が、外交、経済、政治の三本の柱から、二一世紀日本の進むべき道を考察する。

目次

はじめに 二一世紀システムを生きる日本―全体知の中での構想
針路 日本再生の構想―進むべき道筋(二一世紀日本再生の構想―三つの柱;前提となる時代認職―歴史的転換点に立つ日本;二一世紀システムの輪郭)
道筋 全体知に立つ―構想に至る思索のプロセス(時代認識との格闘―パンデミック、国際関係;民主主義と資本主義の相関性;経済・産業再生への進路)
おわりに 一九九四シンドロームを超えて

著者等紹介

寺島実郎[テラシマジツロウ]
1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。米国三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員、三井物産戦略研究所会長等を経て、現在は(一財)日本総合研究所会長、多摩大学学長、(一社)寺島文庫代表理事。国土交通省・国土審議会計画部会委員、経済産業省・資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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breguet4194q

100
2020年~24年までの論考集です。コロナの前後からトランプ第2期前までの時期になるので、今に至る前段の背景として、本当に勉強になりました。岩波の「世界」を読むか、東京MXテレビの「世界を知る力」を併せて見ることで、様々な事象が点から線になりました。今後の日本を考察する上で、著者の慧眼は本当に感服します。2025/05/18

KAZOO

96
寺島さんの時評というか今後の日本がどのような方向へ行くべきかを今までの様々な状況あるいは先人の教えなどを引用して説いてくれています。とくに第1章の「二十一世紀日本再生の構想」を読むだけでもいいと思います。第3章には、「三人の先人の構想」ということで福沢諭吉、石橋湛山、高坂正堯の3人が取り上げられています。非常にいい本で何度も読み直したくなります。2024/12/12

壱萬参仟縁

52
日本人が歴史の教訓として大切にすべきは、敗戦国・被爆国としての特殊な体験へのこだわり。平和に対して敏感であり続け、「非核平和主義」を貫くこと。そのために国連の核兵器禁止条約に日本も参加すること(19頁)。御意。日本経済・経営のキーワードは「イノベーション」(27頁)。これなくして生産性も伸びないからだ。実質賃金も伸びない(これは、フォーディズムの回路を学んで理解した)。戦後の歴史教育を受けた日本人の知的欠陥は「近代史への基本認識が欠落している」こと(43頁)。2024/11/01

蘭奢待

36
寺島実郎氏の深い洞察にはいつも唸らせられる。なぜ日本は同調圧力が強いのか。国民性と民主主義との関係。明治期の王政復古と文明開花の二面性。人口減少と構成比率の問題。日本はどこへ向かうべきなのか。万人が読むべき。2024/08/16

ta_chanko

22
GDPがすべてではないが、ピーク時に18%まで上昇した日本のGDPの世界シェアが、現在3%にまで下落。20世紀初頭に戻ったと言えばそれまでだが、日本が経済大国として一時代を築いたことも事実。欧米へのキャッチアップ戦略に代わる、オリジナルなモデルを構築できなかったことが凋落の原因か。少子高齢化も深刻なレベル。とは言え、(安くて) 安全で、清潔で、珍しくて、食べ物が美味しくて、自然が豊かだからこそ、多くの外国人観光客が日本を訪れている。これらの強みを生かして、活力ある国をつくるチャンスはまだまだある。2025/06/11

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