出版社内容情報
コロナ・パンデミック、世界戦争の予兆――。世界秩序は急速に流動化し、グローバル・サウスといわれるアジア、アフリカ、中南米の新興国群をはじめ、「全員参加型秩序」の新潮流が動き出している。経済産業とインテリジェンスの最前線を生きた著者が、二一世紀システムの創造的参画者として日本が進むべき道を考察する。
内容説明
コロナ・パンデミック、ウクライナ、ガザでの戦闘、そして世界戦争の予兆―。二一世紀も二〇年余を過ぎた現在、世界秩序は急速に流動化し、グローバル・サウスといわれるアジア、アフリカ、中南米の新興国群をはじめ、「全員参加型秩序」の新潮流が動き出している。二〇世紀型の工業生産力モデルの優等生だった日本は、「一瞬だけ繁栄した奇妙な国」として歴史に残るのか。経済産業とインテリジェンスの最先端を生きた著者が、外交、経済、政治の三本の柱から、二一世紀日本の進むべき道を考察する。
目次
はじめに 二一世紀システムを生きる日本―全体知の中での構想
針路 日本再生の構想―進むべき道筋(二一世紀日本再生の構想―三つの柱;前提となる時代認職―歴史的転換点に立つ日本;二一世紀システムの輪郭)
道筋 全体知に立つ―構想に至る思索のプロセス(時代認識との格闘―パンデミック、国際関係;民主主義と資本主義の相関性;経済・産業再生への進路)
おわりに 一九九四シンドロームを超えて
著者等紹介
寺島実郎[テラシマジツロウ]
1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。米国三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員、三井物産戦略研究所会長等を経て、現在は(一財)日本総合研究所会長、多摩大学学長、(一社)寺島文庫代表理事。国土交通省・国土審議会計画部会委員、経済産業省・資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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