出版社内容情報
最新の知見に基づき東アジア・東南アジア・南アジア全域を俯瞰する通史。政治・社会のしくみ、環境や生活文化にも着目し、アジア域内の連関・比較の観点も重視して、人びとの営みの総体としての経済の歴史を描く。下巻は一九世紀以降を扱う。執筆=石川亮太・小川道大・柿崎一郎・平井健介・村上衛・脇村孝平
内容説明
最新の知見にもとづき、東アジア・東南アジア・南アジア全域を俯瞰する通史。政治・社会のしくみ、環境や生活文化にも着目し、アジア域内の連関・比較の観点も重視して、人びとの営みの総体としての経済の歴史を描く。下巻は、19世紀における統治のあり方の転換から始まり、現代アジア経済の発展と社会変容、そして抱える課題までを扱う。
目次
第4部 「衝撃」とアジア経済―長期の19世紀(統治制度の転換;経済社会の連続と断絶)
第5部 20世紀前半のアジアと世界経済(世界経済の転換とアジア;帝国日本の社会経済;世界恐慌とアジア;戦争と占領;戦後アジア秩序の成立と展開)
第6部 成長するアジア経済の光と影(アジア諸国における新体制の成立(1950‐60年代)
開発を目指すアジア(1970年代‐80年代半ば)
開放経済と地域連携の模索(1980年代半ば‐2000年代)
現代アジア経済の発展と社会変容
現代アジア経済の課題)
著者等紹介
古田和子[フルタカズコ]
慶應義塾大学名誉教授(経済学部)。アジア経済史。プリンストン大学大学院(Ph.D)
太田淳[オオタアツシ]
慶應義塾大学経済学部教授。近世近代東南アジア史。ライデン大学大学院(Ph.D)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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