パリの「敵性」日本人たち―脱出か抑留か 1940-1946

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パリの「敵性」日本人たち―脱出か抑留か 1940-1946

  • 藤森 晶子【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000616218
  • NDC分類 235
  • Cコード C0022

出版社内容情報

1944年8月パリ。ナチから解放されると一転、「敵性」外国人となった日本人たちがいた。逃げ延びた人もいれば、収容所送りになった人もいた。愛するフランスに行き場をなくした彼らは何を想い、どう生きたのか。連行される初老男性の写真をきっかけに、公文書を手掛かりとして記された稀有な歴史ドキュメンタリー。

内容説明

一九四四年八月パリ。ナチから解放されると一転、「敵性」外国人となった日本人。逃げ延びた人もいれば収容所送りになった人も。愛するフランスに行き場をなくした彼らは何を想い、その後どう生きたのか。フランス人に連行される初老男性の写真をきっかけに、公文書を手掛かりとして、現場や関係者を訪ねた歴史ドキュメンタリー。

目次

パリ解放時の「日本人」―「ほら、屋根の日本人狙撃兵よ」
行政収容の対象となった残留日本人―「大の親仏家だ」
パリで活躍した「もぐり新聞記者」―「日本人は戦勝者と同盟している」
ラジオ番組『ニッポン』の制作者―「同盟国である為一役買って」
街娼に身をやつした「日本料理店」の女主人―「生きてたって、どうせ屍同然でしょう」
インドシナ出身の対日協力者―「賢くならねばならない」
拷問され自殺をはかった陸軍事務所運転手―「不要なものはすべて廃棄するように」
行政収容された画家とされなかった画家―「恩を仇で返す」
神戸で抵抗したフランス人技師―「人間の限界は、通常の生活で想定されうるものよりも上にあるのだ」
アメリカの保養地で抑留された一団―「実によい待遇」
マルセイユ、去った人と残った人―「我々は日本の外交官だ、保護してくれ!」
抑留を懐かしむ人びと―「みんなよくしてくれてね」

著者等紹介

藤森晶子[フジモリアキコ]
1979年広島市生まれ。。東京外国語大学外国語学部欧米第二課程(フランス語専攻)卒業。ストラスブール第三大学大学院への留学を経て、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ののまる

5
敵国人である日本人の処遇や脱出劇。対して日本で抑留された敵国人としてのフランス人の拷問などが酷すぎる。2024/04/17

takao

3
ナチスからの解放後、日本人は敵性国民となった。2024/04/25

NAGISAN

0
戦時中のロスや満州・上海の日系人関係の本を読んできたので、興味深く読んだ。先行研究等が少なく、市井の人たちのために残存資料が乏しい中、よく調べられたとと思う。この分野の嚆矢になる著作である。2024/04/28

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