出版社内容情報
日本近代史・現代史の論文を書く、すべての初学者のために――。テーマの決めかた、史料について、調査の方法、目次のつくりかたなど歴史研究の基盤を、論文執筆の作業フローに即して基本から解説。第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が、研究史と向き合うあなたを助けてくれる。必要なことは、この一冊で分かる!
内容説明
日本近代史・現代史の論文を書く、すべての初学者のために。そして、歴史学の研究がどのようにおこなわれているのかに興味をいだく、すべての人へ。テーマの決め方、史料について、調査の方法、目次のつくり方など研究の基盤を、論文執筆の作業フローに即して基本から解説。第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が、研究史と向き合うあなたを助けてくれる。心配無用、これで論文は書ける。
目次
はじめに 何が悲しくて研究するのか?
第1部 研究を始めよう―論文を書き終えるまで 松沢裕作 高嶋修一(とりあえずテーマを決める;先行研究をつくる;史料とは何か;データベースを使う;所蔵機関を探して訪ねる;史料を読む;目次構成を考える;書く)
第2部 先行研究の見方―あなたはどこにいるのか(総論―研究者たちは何に関心を持ってきたのか;近代と現代―いまひとたびの時代区分論;政治史1―政党政治研究の意義と昭和史研究への課題;政治史2―政治史研究の射程の広がり;経済史―経済活動のありようを通して社会の変容を捉える;農業史―なぜ地主制が重要だったのか;民衆史・社会史1―「民衆」の歴史叙述―明治期の民衆運動を描く;民衆史・社会史2―「いま」を知るための現代史;女性史・ジェンダー史―家族・女性運動・性売買を軸として;都市史1―複数の波が生んだ大きな潮流;都市史2―「都市史の自立」とその展開;植民地研究―「植民地性」を探求する学問;日本政治思想史―用法用量を守って正しくお使いください;歴史社会学―歴史学から近くて遠い社会科学;むすびに 卒論のその先へ)
著者等紹介
松沢裕作[マツザワユウサク]
1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授
高嶋修.[タカシマシュウイチ]
1975年生まれ。青山学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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