日本近・現代史研究入門

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日本近・現代史研究入門

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  • サイズ A5判/ページ数 366p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000615617
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

出版社内容情報

日本近代史・現代史の論文を書く、すべての初学者のために――。テーマの決めかた、史料について、調査の方法、目次のつくりかたなど歴史研究の基盤を、論文執筆の作業フローに即して基本から解説。第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が、研究史と向き合うあなたを助けてくれる。必要なことは、この一冊で分かる!

内容説明

日本近代史・現代史の論文を書く、すべての初学者のために。そして、歴史学の研究がどのようにおこなわれているのかに興味をいだく、すべての人へ。テーマの決め方、史料について、調査の方法、目次のつくり方など研究の基盤を、論文執筆の作業フローに即して基本から解説。第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が、研究史と向き合うあなたを助けてくれる。心配無用、これで論文は書ける。

目次

はじめに 何が悲しくて研究するのか?
第1部 研究を始めよう―論文を書き終えるまで 松沢裕作 高嶋修一(とりあえずテーマを決める;先行研究をつくる;史料とは何か;データベースを使う;所蔵機関を探して訪ねる;史料を読む;目次構成を考える;書く)
第2部 先行研究の見方―あなたはどこにいるのか(総論―研究者たちは何に関心を持ってきたのか;近代と現代―いまひとたびの時代区分論;政治史1―政党政治研究の意義と昭和史研究への課題;政治史2―政治史研究の射程の広がり;経済史―経済活動のありようを通して社会の変容を捉える;農業史―なぜ地主制が重要だったのか;民衆史・社会史1―「民衆」の歴史叙述―明治期の民衆運動を描く;民衆史・社会史2―「いま」を知るための現代史;女性史・ジェンダー史―家族・女性運動・性売買を軸として;都市史1―複数の波が生んだ大きな潮流;都市史2―「都市史の自立」とその展開;植民地研究―「植民地性」を探求する学問;日本政治思想史―用法用量を守って正しくお使いください;歴史社会学―歴史学から近くて遠い社会科学;むすびに 卒論のその先へ)

著者等紹介

松沢裕作[マツザワユウサク]
1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授

高嶋修.[タカシマシュウイチ]
1975年生まれ。青山学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドラマチックガス

9
勉強会(?)で仲間と少しずつ読み進め読了。丁寧な研究法入門書。僕が学生の頃にこういう本があったらなぁ…と思いつつ、きっとあったのに読まなかっただけなのでしょう。前半は一般的な「研究の仕方」資料の集め方等。後半は様々な分野の歴史研究潮流整理。どの分野にもあらわれるマルクス主義歴史学の影響力を今更ながら思い知る。2023/07/26

ぷほは

9
これほど「タメになる」と思わされた入門書もなかなか無かった。資料の集め方などの実践面も素晴らしいが、何より「問題設定」やら「仮説の提示」やら、お科学っぽい肩肘を張らずとも、なんかぬるっと研究が始まっていく歴史研究の面倒さと楽しさが散りばめられている。後半の各領域も大変勉強になった。特に政治・経済史と農業史がこれまでの己が不見識さに加え、改めてマルクス主義の強大さを実感させられた。これらに比して最後の野上先生の歴史社会学はかなり伸び伸び書かれているように見えるが、実は相当な抑制を利かせていることも伺える。2023/01/08

rune

4
大学生のときにこれを読んでいれば……という本。第1部「研究を始めよう」では、卒論を念頭に、日本近・現代史研究の進め方が解説される。とりわけ「1.とりあえずテーマを決める」「3.史料とは何か」は学ぶところ大。第2部「先行研究の見方」は、いくつかの研究潮流がピックアップされ、先行研究が整理される。最新の研究のレビューではなく、過去の研究者が何を問題としてきたのかに焦点を当てている点に特徴がある。多くの章で日本資本主義論争が取り上げられていたのが印象に残った。2023/01/10

kei

1
How to 研究・卒論本は結構読んでる方だと思うが、多くのHow to、翻訳本が理系やデータサイエンス分野からの経験をもとに書かれているので一部や原則しか参考にならないことが多かった。この本は日本の、歴史系の、というたてつけなのでその点は日本の人文科学で研究をしている人にはとてもうってつけの本なのではないかと思う。文学とかはまた少し違うと思うのですが。2022/11/08

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