移動と帰属の法理論―変容するアイデンティティ

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移動と帰属の法理論―変容するアイデンティティ

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000615556
  • NDC分類 329.21
  • Cコード C3032

出版社内容情報



広渡 清吾[ヒロワタリ セイゴ]
著・文・その他

大西 楠テア[オオニシ ナミテア]
著・文・その他

内容説明

国境を越えた人の移動がいっそう活発になるなかで、移動を制御する国家単位の法制度を問い直し、“移動と帰属の法理論”を確立することが急務となっている。国境を越えて移動する人々はどこに帰属し、アイデンティティはどう変容するのか。多様化する移動のあり方、移動する人々の権利保障、移動を制御する国内法的・国際法的枠組みを考察する。

目次

人・移動・帰属を問い直す
第1部 移動と帰属の基礎的な考察(前近代における移動と帰属;帰属でなく移動を―移動と帰属の規範理論;「人・移動・帰属」をフィールドから問い直す―現代ヨーロッパにおける労働移動とジェンダー・世代)
第2部 移民法制の構造分析(日本の外国人法史における「在留資格」概念の肥大化;日本における移民・難民の包摂と排除;出入国管理及び難民認定法(入管法)の構造と行政的理解 ほか)
第3部 移動する人と変容するアイデンティティ(家族関係における複層的法秩序をめぐって;移民受け入れと社会統合―シンガポールの「ワーク・パーミット」労働者をめぐって;移民の奔流と国民国家―米国の不法移民問題を中心に)
国際移住の比較法社会論―日本とドイツの問題史的考察

著者等紹介

広渡清吾[ヒロワタリセイゴ]
1945年生まれ。京都大学法学部を経て、東京大学社会科学研究所教授、ミュンヘン大学客員教授、日本学術会議会長などを歴任。現在、東京大学名誉教授。ドイツ法

大西楠テア[オオニシナミテア]
1982年生まれ。東京大学法学政治学研究科総合法政専攻修士課程修了。現在、専修大学教授。ドイツ法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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月をみるもの

12
外国人ヘイトが渦巻く選挙戦のただなかにある今こそ、読まれるべき本。どこで誰から生まれても保証されるべき権利ではなく、**ファーストの**の中に含まれる特権のほうを求めてしまうのはなぜなのか。もはや「無主の地」が(南極以外には)存在しなくなった地球において、カントの提言する世界公民権を実現するにはなにをすべきなのか? どの論文も興味深いが、なかでも https://magazine.ferris.ac.jp/20151219/14553/ で言及されているアーレントとベンハビブを批判する瀧川論文が白眉。2025/07/11

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