京なにわ 暮らし歳時記―船場の「ぼん」の回想録

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京なにわ 暮らし歳時記―船場の「ぼん」の回想録

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  • サイズ 46判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000615082
  • NDC分類 382.162
  • Cコード C0036

出版社内容情報

大正十四年、船場の旧家・水落家に生まれた著者が、幼少期の記憶をたどり、四季折々の船場の暮らしぶりを綴る。正月、節分、祇園祭、天神祭、神農さん、事始めなど京・大阪の年中行事をはじめ、食文化、冠婚葬祭、船場ことばにまつわる思い出の数々。上方芸能の話題も織り込まれ、昭和戦前の船場文化の貴重な記録である。

内容説明

大阪船場は、古くから「天下の台所」として栄え、豊かな文化が花開いたことで知られる。大正十四年、船場の旧家・水落家に生まれた著者は、活気ある町の息吹に触れて育った。本書では、幼少期からの記憶をたどり、四季折々の行事、商家の風習を綴ってゆく。正月、十日戎、初午、祇園祭、天神祭、だんじり祭、神農さん、事始め…などを、上方芸能の話題も織り込みながら描き、戦前の船場商家の暮らしぶりを明らかにする。さらに、食文化、冠婚葬祭、船場ことばにまつわる思い出の数々も収録。「船場のぼん」を彷彿させる書きぶりが味わい深く、資料としても貴重な書である。

目次

第1章 暮らしの歳時記(春;夏;秋;冬)
第2章 冠婚葬祭のならわし(婚礼;その他の慶事;不祝儀)
第3章 船場商家の食文化(船場の食生活;昭和戦前なにわの味)
第4章 失われた船場ことば

著者等紹介

山田庄一[ヤマダショウイチ]
古典芸能(歌舞伎・文楽)演出家・評論家。1925年大阪船場の旧家・水落家に生まれ、幼いころから歌舞伎・文楽など古典芸能に親しむ。1947年京都帝国大学医学部薬学科卒。岐阜薬科大学助教授、毎日新聞記者を経て、1966年より国立劇場勤務。開場にあたり創立メンバーとなり、開場後は主に文楽公演の制作を担当する。調査養成部部長、国立劇場理事(国立文楽劇場担当)、国立能楽堂主幹などを歴任。1991年定年退職。以後も歌舞伎・文楽の制作を多数手掛け、古典の復活上演、新作の台本制作にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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わ!

4
著者は、山田庄一さんという船場で生まれ育った方で、現役時代には、文楽の仕事などに携わっておられた方。1925(大正14)年の生まれの方なので、今年で白寿と言うことになる方である。この本は2021年に出版された本、つまり3年前に出版された本なのですが、そう考えると、90才を過ぎてから出版された本なのだろう。なんだかそれだけでもすごい本だと思います。船場の歳時記を、花街で歌われる艶歌に沿って繰り広げられるのも面白い。著者の家は、しもた屋だったらしいのですが、どうやって生計をたてていたのか不思議に思いました。2024/09/18

ナポレオン井上

0
大阪の文化についてよくわかる。2024/09/19

必殺!パート仕事人

0
『暮らしの歳時記』よりも『回想録』で、ちょ~っと予想外でした。著者の実家の話で「我が家は特別だったかも」ということでしたし。船場言葉が消えたのに第2次世界大戦が関係しているというのは考えてもみませんでした。確かに疎開のために住むところを他所に移したら、船場地区の言葉は薄れてしまうでしょうね。2022/09/08

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