宗教と風紀―“聖なる規範”から読み解く現代

個数:

宗教と風紀―“聖なる規範”から読み解く現代

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月05日 02時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 370p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000614474
  • NDC分類 161.1
  • Cコード C0014

出版社内容情報

法や規則として、あるいは暗黙の了解として、社会のなかで守ることを期待されるルール=〈風紀〉。宗教とのかかわりを軸に、その複雑でダイナミックな動態を読み解く。エジプト、イラン、ウズベキスタン、中国、フランス、ドイツ、サウジアラビア、アメリカ、日本、そしてイスラーム国まで、新たな領域を拓く共同研究

内容説明

社会においてなされるべきだと期待される「当為の法則」である風紀は、宗教的価値観と結びつきながら、あるときは明文化された規則として、あるときは暗黙のルールとして、社会と個人の内面に深く関わってきた。エジプト、イラン、ウズベキスタン、中国、フランス、ドイツ、サウジアラビア、アメリカ、日本、インドネシア、リトアニア、そして「イスラーム国」と呼ばれる異なる社会について、形成・維持・紊乱・再生という四段階から、その変容のプロセスを描き出す。

目次

なぜ、いま宗教と風紀か
第1部 風紀の形成(「イスラームのルール」はどうつくられるのか―ムスリム女性の装いをめぐる事例から;「よいスカーフ」と「悪いスカーフ」の攻防とその境界―現代ウズベキスタンのヴェール論争;アルコール排斥の多義性と風紀の形成―現代中国における回族の実践と国家による宗教管理;伝統主義の撤退戦―近代ドイツのユダヤ教正統派による性道徳矯正の試み)
第2部 風紀の維持(サウジアラビアにおける宗教警察の役割と変容―宗教による統治は何と対立するのか;現代イランの学校教育における宗教実践―イラン革命後の変化と現在;暴力の組織化と風紀の維持―移民・難民・排外主義を事例として;パワースポット・ブームと風紀―誰が神社を語るのか)
第3部 風紀の紊乱(旧ソ連・ウズベキスタンにおける「婚外の性」とイスラーム―男が語るモラル;経堂教育と新式教育―二〇世紀初頭の北京ムスリムの教育改革をめぐる議論と実践;飲酒、性交、殺人の仏教―近代日本の戒律論)
第4部 風紀の再生(「イスラーム国」の下での理想的生活;サウジアラビアの社会変革とジェンダー秩序―国家と宗教、SNS公共圏;現代アメリカにおけるユダヤ教の境界線―女性ラビをめぐって;「宗教と風紀」の「と」が意味すること)
「宗教と風紀」の「と」が意味すること

著者等紹介

高尾賢一郎[タカオケンイチロウ]
同志社大学大学院神学研究科博士後期課程単位取得満期退学(博士)。公益財団法人中東調査会、宗教学、現代イスラーム思想・社会史

後藤絵美[ゴトウエミ]
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。東京大学。イスラーム文化・思想

小柳敦史[コヤナギアツシ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。北海学園大学。近代ドイツ宗教思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
風紀の形成:イスラームのルール よいスカーフと悪いスカーフ アルコール排斥の多義性と風紀の形成 伝統主義の撤退戦―近代ドイツのユダヤ教正統派による性道徳矯正の試み  風紀の維持:宗教による統治は何と対立するのか イラン革命後の変化と現在 暴力の組織化と風紀の維持 パワースポット・ブームと風紀 風紀の紊乱:男が語るモラル 経堂教育と新式教育 飲酒、性交、殺人の仏教 風紀の再生:国家と宗教、SNS公共圏 現代アメリカにおけるユダヤ教の境界線 宗教と風紀の「と」が意味すること2021/03/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17241308
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品