出版社内容情報
人間にとって不可欠な服。服って、着るって、なんだろう。おしゃれの迷い道をさまよった末、服を手づくりするようになり評判を博した著者は、つくりながらもさらに悩む。昭和の女の子として育った自身のファッション史をたどりながら、いまこの時代と社会にとっての、そして「わたし」にとっての、服の意味を探る。
内容説明
人間にとって不可欠な服。でも、着られればなんでもよいわけではない。装うことは、自分の思いと他人の視線とのあいだで揺れる。何を買う?どう着る?なぜ、おしゃれをする?おしゃれの迷い道をさまよった末、服を手づくりするようになり評判をえた著者は、つくりながらもさらに悩む。服は流行と個性を映し出す。「らしさ」で人を縛りもする。それぞれの人に、その人だけの大切な一着がある。そして、生きものの命からつくられ、大量に処分されている―いまこの時代と社会にとっての、わたしとあなたにとっての、服の意味を探る。
目次
服を手づくりするということ
服の向こうにある命
昭和四〇年代生まれのファッション原体験
流行と個性とのあいだで
洋裁はアートか、仕事か、道楽か
心模様を宿すものとして
それぞれの人の「わたしの一着」
変化し、かたどり、はぐくむ服
著者等紹介
行司千絵[ギョウジチエ]
1970年生まれ。同志社女子大学学芸学部英文学科卒。京都新聞社で記者をしながら、独学で洋裁を習得。国内外の旅先などで買い集めた布やボタンを使い、自身の普段着や母、友人・知人の服を縫う。これまで3~91歳の80人余に290着の服を作った。個展も開催。著作物も出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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吾亦紅
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
Roko
あまね
MIHOLO