存在の四次元―意識の生物学理論

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  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622097631
  • NDC分類 114
  • Cコード C0011

出版社内容情報

「人間の本質とは何か」という伝統的な、しかし困難な問いがある。本書のねらいは、これを徹底的に科学の方法で扱うための、あたらしい理論を提示することにある。
理論の核は「生物は階層的で連絡しあう四つの次元からなる」という発想。骨格や筋肉などの身体、外部を知覚し刺激に反応する神経、その束としての脳が生み出す認知や意識が、互いに作用しあって生き物の総体をなす。この観点からそれぞれの次元に着目すれば、生物を生物のまま、ひいては人間を人間のままクリアに理解することができる――これが本書の提案である。

理論の構想は、ときに実のない空論へと堕してしまう。その対象が人間のように複雑なものなら、なおさらだ。しかし、脳と情動の関係を長く追究してきた神経科学の碩学ルドゥーの手になる本書ならその心配は無用。生物の機能獲得のすえに生じた認知や意識とはなんであり、実際のところ、どんな仕組みで人間を人間たらしめているのか――哲学に心理学、認知科学や脳の科学と、人間の本質をめぐる古今東西の議論をあまねく取り込んだ「四次元」のアイデアが、人間という対象をつかまえやすくし、さらなる探究の道をひらく。
あなたの生物観や人間理解に再考を迫る挑戦的な科学理論が、ここにある。

内容説明

哲学、心理学、生物学、神経科学、認知科学…。学問領域を問わず、さまざまな切り口で研究されてきた難問に、練達の神経科学者が挑む。「四つの存在次元」という新概念が生物、そして人間の科学的理解に新風を吹き込む。「人間とは何か」という問いの答えに迫る最も独創的で、最も説得的な、新しい科学の枠組み。

目次

1 人間の存在次元(人間とは何か?;「自己」を疑う ほか)
2 生物的次元(生命の秘密;身体 ほか)
3 神経生物的次元(神経が必要だ;脊椎動物とその神経系 ほか)
4 認知的次元(外界の内化;認知とは何か? ほか)
5 意識的次元(意識は謎なのか?;意識の種類 ほか)

著者等紹介

ルドゥー,ジョセフ[ルドゥー,ジョセフ] [LeDoux,Joseph E.]
ニューヨーク大学神経科学センター教授。神経科学、心理学、精神医学、発達心理学を専門とする脳神経科学者。情動を司る「扁桃体(amygdara)」という脳部位の研究業績で有名。ニューヨーク大学の同僚たちと、ザ・アミグダロイズというロックバンドを組んでおり、作詞作曲とギターを担当している

高橋洋[タカハシヒロシ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Re哲学入門者

5
面白いが期待外れ(というより予想と違った)タイトルから筆者独自のオリジナリティー溢れる理論を知れると思ったのだ。しかしながら、実際は世に出回る様々な意識に関する仮説や理論のまとめ本に近い。悪くはないのだが、少しがっかり。2025/04/02

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