出版社内容情報
今、アイヌ・アートに世界から熱いまなざしが注がれている。民族の歴史が培った造形を受け継ぎつつ切り拓かれた多彩な表現は、確かな存在感と深いメッセージを湛えている。それはどのように生み出され、これからどう展開していくのか。現代の作家、アートや言語の研究者、学芸員や愛好者らが、それぞれの視角から魅力の根源に迫る。カラー図版多数。
内容説明
今、アイヌ・アートが熱い!民族の歴史が培った造形を受け継ぎつつ切り拓かれた多彩な表現は、確かな存在感と深いメッセージを湛えている。それらはどのように生み出されてきたのか。そしてこれからどう展開していくのか。現代の作家、アートや言語の研究者、美術館・博物館の学芸員や愛好者らが、共同研究をふまえて、それぞれの視角から魅力の根源に迫る。
目次
序 なぜ、いま「アイヌ・アート」なのか―造形表現からの問いかけ
1 それぞれのアイヌ・アート―受け継ぎ、生み出す(木彫家・藤戸竹喜―終わらない旅;「伝統」と「アート」の葛藤と融合―たえまない修練と模索の現場から;砂澤ビッキとチカップ美恵子の軌跡と表現;イラスト表現の可能性)
2 広がるアイヌ・アート―受けとめ、分かち合う(アイヌ・アートと伝統文化の今日的継承―北海道平取地域でのミュージアムの事例を中心に;アイヌ・アートを楽しむ―双方向的・相乗的なネットワーク構築に向けて;アイヌ文様に触発されて―山脇敏子と三宅喜久子;メディアの中のアイヌ文化)
3 回路としてのアイヌ・アート―歴史と理論に照らして(アイヌ文化をめぐる表象の現在―「誰」が「何」を作るのか;アイヌ・アートをひらく―造形をめぐる「ことば」を手がかりに)
著者等紹介
池田忍[イケダシノブ]
千葉大学文学部教授。札幌市生まれ。日本美術史・視覚文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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