問いかけるアイヌ・アート

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000614207
  • NDC分類 702.191
  • Cコード C0070

出版社内容情報

今、アイヌ・アートに世界から熱いまなざしが注がれている。民族の歴史が培った造形を受け継ぎつつ切り拓かれた多彩な表現は、確かな存在感と深いメッセージを湛えている。それはどのように生み出され、これからどう展開していくのか。現代の作家、アートや言語の研究者、学芸員や愛好者らが、それぞれの視角から魅力の根源に迫る。カラー図版多数。

内容説明

今、アイヌ・アートが熱い!民族の歴史が培った造形を受け継ぎつつ切り拓かれた多彩な表現は、確かな存在感と深いメッセージを湛えている。それらはどのように生み出されてきたのか。そしてこれからどう展開していくのか。現代の作家、アートや言語の研究者、美術館・博物館の学芸員や愛好者らが、共同研究をふまえて、それぞれの視角から魅力の根源に迫る。

目次

序 なぜ、いま「アイヌ・アート」なのか―造形表現からの問いかけ
1 それぞれのアイヌ・アート―受け継ぎ、生み出す(木彫家・藤戸竹喜―終わらない旅;「伝統」と「アート」の葛藤と融合―たえまない修練と模索の現場から;砂澤ビッキとチカップ美恵子の軌跡と表現;イラスト表現の可能性)
2 広がるアイヌ・アート―受けとめ、分かち合う(アイヌ・アートと伝統文化の今日的継承―北海道平取地域でのミュージアムの事例を中心に;アイヌ・アートを楽しむ―双方向的・相乗的なネットワーク構築に向けて;アイヌ文様に触発されて―山脇敏子と三宅喜久子;メディアの中のアイヌ文化)
3 回路としてのアイヌ・アート―歴史と理論に照らして(アイヌ文化をめぐる表象の現在―「誰」が「何」を作るのか;アイヌ・アートをひらく―造形をめぐる「ことば」を手がかりに)

著者等紹介

池田忍[イケダシノブ]
千葉大学文学部教授。札幌市生まれ。日本美術史・視覚文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

y

2
自分では、アートは、それが生まれた時代背景や文脈に捉われず楽しみたいと思っていたのですが、本書を読んでちょっと心がチクチクしました。 和人の入植によってアイヌが虐げられてきたという歴史は教科書レベルでは知っていましたが、本書を読むことで、逆にどう対峙してよいか、かえって悩んでしまいました。 ignorance is blissとはこのことかと身に染みています。2020/12/20

yo_c1973111

1
アイヌアート、文化そして歴史について殆ど知らなかったが、ふと読んでみたくなった。タイトルどおりアート(必然的に文化の一部も含む)に焦点した内容だった。執筆者は多方面からアイヌアートに関わる方々で、主題はそれぞれだが編者(千葉大のアイヌ研究者)の起案・コンセプトによりまとまりは欠かない。失われつつあった生業を保護、自立化させることはとても重要で(全体化させるメリットはあるのか?)、アイヌアートの現在は、課題はなおあろうが、アートに拘らず多くのアイデンティティへの認知に寄与するであろう一端のまとめである。2022/10/08

必殺!パート仕事人

1
アイヌア-ティスとの生い立ちなども書かれていて、アイヌの歴史としても読めました。学術論文風に書いている執筆者も。「アイヌ文様刺繍のデータベースを作成する」に食いついてしまったけれど、新しいことを学んでいく気力があるかな?と危ぶんでしまったことでした。コロナ禍のことも出できて、本当に”今”の本なんだとはっとしました。2020/12/20

takao

1
ふむ2020/11/07

kaz

0
アートの図版を拾い読み。いかにもアイヌ・アートというものの良さもわかるが、普通の洋服等に取り入れられたアイヌ・アートにも強い魅力を感じる。図書館の内容紹介は『民族の歴史が培った造形を受け継いだアイヌ・アートはどのように生み出され、今後どう展開していくのか。作家、研究者、学芸員、愛好者らが、共同研究をふまえてそれぞれの視角から魅力の根源に迫る。カラー図版も多数収録』。 2020/11/23

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