紀元2600年の満州リーグ―帝国日本とプロ野球

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紀元2600年の満州リーグ―帝国日本とプロ野球

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  • サイズ 46判/ページ数 396p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000614160
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0021

出版社内容情報

東京オリンピックが幻に終わった1940年。神武天皇即位から2600年とするこの年、日本統治下の満州で、日本プロ野球チームによるリーグ戦が開催された。しかし、これを契機にプロ野球は国策と戦争に翻弄されていく--。学生野球が盛んだった1920年に「職業野球」として始まり、蔑まれつつ、苦難の道を歩んだ日本プロ野球の埋もれた歴史を描き出す。

内容説明

東京オリンピックが幻に終わった1940年。神武天皇即位から2600年とするこの年、日本統治下の満州で、日本プロ野球チームによるリーグ戦が開催された。しかし、これを契機にプロ野球は国策と戦争に翻弄されていく―。学生野球が盛んだった1920年に「職業野球」として始まり、蔑まれつつ、苦難の道を歩んだ日本のプロ野球の埋もれた歴史を、河野安通志(1884‐1946)と孫孝俊(1901‐63)という日韓二人の野球人の運命を軸に克明に描き出す。

目次

プロローグ―感謝状と名刺
第1章 「武士道」をまとった「べーすぼーる」
第2章 日本初のプロ野球チームの主力はなぜ朝鮮人選手だったのか
第3章 満州の野球人になった孫孝俊
第4章 河野安通志、苦難の再挑戦
第5章 「満州リーグ」―紀元二六〇〇年のペルソナ
第6章 総力戦体制への悲しき擬装
第7章 その後の孫孝俊と満州野球界
エピローグ―喝采なき栄光

著者等紹介

坂本邦夫[サカモトクニオ]
1958年、埼玉県生まれ。明治大学商学部卒。業界紙、情報誌、編集プロダクションを経てフリーライター。ビジネス書を中心に幅広いジャンルで取材、執筆。日本のプロ野球や米国大リーグに関する書籍の製作にも多数かかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ようはん

17
戦前の野球文化の歴史というと正力松太郎による大リーガーとの親善試合とそこからの読売巨人軍誕生に今に繋がるプロ野球リーグ戦開始というのが良く語られがちであるが、本書ではそこまで語られず日本最初のプロ野球チームである芝浦協会チームの実態や解散後の選手が流れた満州各企業による野球部のリーグ戦にプロリーグの遠征、満州の現地日本人による野球文化がメインに語られている。戦前の野球文化に関しての本はいくつか読んだ事あるが、これまでの本と視点が違うせいか新たに知る内容が多かった。2021/03/26

しんさん

3
占領政策としてのスポーツ振興、興行。天狗倶楽部や河野大作、甘粕正彦らも出てきて面白かった。先日、祖父の軍歴書(公務員としての軍人の履歴書。自治体で保管してあるらしい)を初めて見た。満州エリアを転戦し、台湾で終戦を迎えた祖父は、30年前に亡くなってしまったが、今の知識があればもっといろんなことを聞けたのになぁ、と悔やむ。2023/09/30

研修屋:城築学(きづきまなぶ)

1
K図書館から借り出して読了2020/10/17

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