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出版社内容情報
現代思想最後の巨星は何を遺したのか。知られざる後期の思想を軸に読み解く。新たなる入門書の誕生。
内容説明
国家、民主主義、労働、贈与、動物、友愛、そして家族…。これまで日本では十分に取り上げられてこなかった晩年の思想を読み解くことで、デリダ像を一新する。そして、脱構築として知られてきたデリダ終生の問いにも正面から向きあい、いまだ尽くされぬ可能性を探る。生の哲学でも、死の哲学でもなく―“死後の生”を生き延びる私たちのための、新たなる入門書。
目次
序論 いまここにある死後の生
導入部 差延としての死後の生(差延、あるいは差異の亡霊―ソシュールからデリダへ)
第1部 政治的なものの亡霊的起源(国家創設と署名の力―「アメリカ独立宣言」をめぐって;自己免疫的民主主義―来たるべきデモクラシーの条件 ほか)
第2部 人間と動物の生‐死(動物と生政治への問い―猫のまなざし、ハリネズミの傷痕;人間/動物のリミトロフィー―デリダによるハイデガーの動物論講義 ほか)
第3部 来たるべき共同体への信(他者への応答責任―死を与えるキルケゴールとデリダ;呼びかけとしての友愛、哀悼としての友愛―アリストテレスの友たち ほか)
著者等紹介
宮崎裕助[ミヤザキユウスケ]
1974年生まれ。兵庫県出身。東北大学文学部卒、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、新潟大学人文学部准教授。専門は哲学・現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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