ブレグジット・パラドクス―欧州統合のゆくえ

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ブレグジット・パラドクス―欧州統合のゆくえ

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  • サイズ 46判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000613323
  • NDC分類 333.7
  • Cコード C0031

出版社内容情報

英国のEU離脱は、統合史上初の分裂に直面する欧州に、世界に、何をもたらすのか。EUの法と政策の第一人者が、離脱交渉の優先順位、金融サービス貿易および北アイルランド国境問題という三つの論点から詳細に解説。

内容説明

Brexit(イギリスのEU離脱)は、統合史上初めて分裂という事態に直面することになる欧州に、そして世界に、何をもたらすのか?「主権回復」を選択したイギリスにより、長年にわたって築かれてきた統合欧州の「主権共有」システムは変容するのか?イギリスとEUの「レッドライン」(譲れない一線)とはそれぞれ何であり、それはいかに変遷してきたか?―EU研究の第一人者が、離脱交渉の優先順位、金融サービス貿易、北アイルランド国境問題という、交渉の帰趨を決めることとなった三つの重要分野に焦点を当て、詳細かつ明快に解説する。

目次

序章 主権共有v.主権回復―EU残留と離脱
第1章 ブレグジット・オプションとレッドライン
第2章 「離脱」をめぐるルールとポリティクス―何をどのように決めるのか?
第3章 金融サービスをめぐるルールと対立―相互承認と同等性
第4章 北アイルランド国境問題をめぐるルールと対立―ハードな国境の回避とトリレンマ
第5章 ブレグジット・パラドクス―英EU交渉の結末
終章 国家主権と欧州統合のゆくえ―主権共有の変容?

著者等紹介

庄司克宏[ショウジカツヒロ]
1957年生。慶應義塾大学大学院法務研究科教授/ジャン・モネEU研究センター所長。日本EU学会元理事長、現理事。2002年、欧州委員会よりジャン・モネ・チェア授与。2009‐10年外務省日EU関係有識者委員会委員。専門は、EUの法と政策、欧州政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
イギリスがEUを脱退する「ブレグジット」をめぐる諸問題についてまとめた本。ブレグジットには北アイルランド国境問題だけでなく、在英EU人の今後の対応、金融サービスの新ルール作成など、様々な複雑な問題がからみあう。EU加盟国間の主権共有に反発したイギリスは、独自に各国相手に自由貿易協定等の締結を進めていくのだろうが、そこで妥協してしまっては主目的であった主権回復の名目が立たなくなる。EUから享受する様々なメリットを政治家は過小評価し、それが国会の騒動にもなった。結局EUに再加盟することにならないだろうか。2019/07/19

にわ

1
国民投票において離脱を選択した有権者たちは、いったいどれほどの人が後悔しているのだろうか。自国の利益がEUという枠組みのせいで奪われているという意識があったからこそ、このような結果となった。どんどんグローバル化してきた世界の中で、ナショナリズムの台頭による逆転の動きが彼方此方で生じている。しかし、グローバル化してしまった世界では、もとにもどることがどれだけ難しいことなのか、このBrexitの一件を通して痛切に感じた。日本も人ごとではなく、島国という独自のナショナリズムが形成されやすい環境なので要注意。2019/08/19

papahaba

0
Brexitの論点が明快に整理されている。EU制度の内報する問題もわかる。メイ首相がEU制度を理解していないのでは?というEU交渉官の感想が衝撃的。。。2020/01/14

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