出版社内容情報
巨大スタジアムを舞台にした映画づくりから、〈アメリカ〉が見えてきた。気鋭の映画作家の新たな挑戦。
内容説明
それは突然の依頼からはじまった。全米最大のアメフトスタジアム「ザ・ビッグハウス」に集い、働く人々にカメラを向ける。このプロジェクトは、折しもアメリカ大統領選挙の真っ只中、在ニューヨーク歴二五年の著者にとって、“アメリカ”を再発見する機会となった。気鋭の映画作家が新たな挑戦を綴る。
目次
第1章 いきなりミシガンへ
第2章 スタジアムをどう撮るか
第3章 ウィスコンシン戦を撮る
第4章 イリノイ戦を撮る
第5章 トランプのアメリカ
第6章 映画を編集する
第7章 厳寒のデトロイトを撮る
第8章 映画をどう終えるか
著者等紹介
想田和弘[ソウダカズヒロ]
1970年栃木県足利市生まれ。映画作家。東京大学文学部卒業後に渡米、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツ映画学科を卒業。93年からニューヨーク在住。NHKなどのドキュメンタリー番組を40本以上手がけたのち、台本・ナレーション・BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』(2007)、『精神』(08)、『Peace』(10)、『演劇1』(12)、『演劇2』(12)、『選挙2』(13)、『牡蛎工場』(15)、『港町』(18)があり、国際映画祭などでの受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小川一輝
matsu
anchoragesister
かすみ
samandabadra