MARCH〈3〉セルマ勝利をわれらに

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MARCH〈3〉セルマ勝利をわれらに

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  • サイズ B5判/ページ数 256p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784000612654
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

白人社会の激しい反発と多大な犠牲、そして組織に走る亀裂……。1965年投票権法の成立までの苦闘を描く。

内容説明

1963年の秋、公民権運動はアメリカの意識に深く浸透していた。SNCC(学生非暴力調整委員会)の委員長として、ジョン・ルイスは若き活動家たちを導いていく。絶え間のない直接行動を通して、あからさまな不正を訴えるSNCCだったが、危険もますます増える。ジム・クロウ法(人種隔離法)の下でおこなわれる脅迫、暴行、殺人―。残された希望は、抑圧された南部の黒人たちの声に形を与えることだった。ルイスたちは、黒人の有権者を増やすために、人種差別の牙城、ミシシッピ州にボランティアを送り込む。またそこに集まった活動家たちはミシシッピ自由民主党を結成し、民主党の全国大会で黒人の権利がいかに排除されているかを訴えるが…。多大な犠牲を払い、また組織の亀裂に苦しみながらも、25歳のジョン・ルイスはアラバマ州セルマでの行進にのぞむ。公民権運動の歴史を描くグラフィック・ノベル三部作、堂々の最終巻。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー・リスト第1位、全米図書賞(児童文学部門)受賞、ウィル・アイズナー賞受賞、コレッタ・スコット・キング図書賞受賞、マイケル・プリンツ賞受賞

著者等紹介

ルイス,ジョン[ルイス,ジョン] [Lewis,John]
1940‐。公民権運動において重要な役割を果たしたことで広く知られる。アラバマ州の農村で生まれ育ち、牧師を志す。神学校在学中に参加したランチ・カウンターでの座り込みのデモを皮切りに、多くの運動に参加し、公民権運動において、数々の重要な場面に立ち会った。1963年から1966年までSNCC(学生非暴力調整委員会)の委員長を務める。1963年のワシントン大行進では23歳で最年少の演説者となった。1965年にセルマからモンゴメリーへのデモ行進を率い、アラバマ州警察から激しい暴行を受ける。「血の日曜日事件」として知られるこの事件は、1965年の投票権法の成立をうながした。1987年よりジョージア州5区選出の米国下院議員。2011年にはバラク・オバマ大統領から自由勲章を授与された

押野素子[オシノモトコ]
翻訳家。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、レコード会社勤務を経てハワード大学ジャーナリズム学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

56
☆5。ますます激しくなる暴力、SNCCの内部対立、ジョン・ルイスは失意の中、アフリカへ旅立つ。そこで出会った人々との会話、マルコムXとの会談。帰国後再活動。有権者登録の為のデモ行進(MARCH)。ハイライトは「血の日曜日事件」で、P203の「立ち上がれ」「歩きつづけろ」のシーン。魂震えた。話は1965年の投票権法成立で終るが、その直前のシーンp239で冷や水をかける。「何も終らなかった」と。それでもデモ行進(MARCH)は続く。抗議は続く。そしてその努力が少しずつ、少しずつ、現実を良い方向へ変えていく。2020/08/20

たまきら

33
このマンガのパワーは、原作者のパワー。そして、画家による彼の描写がとても人間臭くて、まったく英雄視していなくて素敵だった。人間の醜い部分を嫌というほど見せられたであろう彼の眼差しは、厳しくもあたたかい。そして、最後の言葉がとても素敵だった。どこまでも信念を持って進んだ男性の人生が、うねるような公民権運動とともにあった。読んだ後、深い敬意の気持ちが胸いっぱいに広がった。そして今…そう、ついに女性が立ち上がって問題を突きつけている。うちたてるべきものはまだまだ無数にあるのだ。素晴らしい3作だった。2020/01/25

かふ

25
これはアメリカの公民権運動を理解するには本当に良い本。形としてはオバマ(黒人)大統領の誕生を現在(ここまでの出来事として)、そこまでの道のりを漫画で描いている。ただ成功譚ばかりではないということ。「ワシントン大行進」であれだけのデモがあってもすぐには公民権が与えられたわけでもなく、揺れ戻しというようなさらに酷い白人の暴力、それが公権力(警察)によって引き起こされ彼らを潰そうとする。政治的に民主党への参加も企てるが思うようにならない。2020/09/09

くさてる

22
アメリカの公民権運動を描いたグラフィックノベル。読み応えあったのだけど、読んでいて連想したのは山本直樹「レッド」だった。政治的な言葉の空辣さというかそれがどこまで生身の人間に迫ってくるのかという戦いにおいて、この両者が似通っていると感じてしまうのは間違いだと分かっているのだけど。単純に黒人が選挙権を得たから終わり、オバマが大統領になって勝利、などという単純なものではないということが痛いほど伝わってくる、その真摯さと終わりの無さにため息が出た。2018/12/26

ochatomo

19
グラフィックノベルとして初の全米図書賞受賞(児童文学部門) 1963年9月教会爆破事件から合衆国憲法修正15条に定められた投票権(有権者登録)確立する1965年8月投票権法成立までを描く 1964年公民権法成立の前も後も死者続出したことに驚く ケネディ大統領やマルコムX暗殺の物騒な世情、更に多くの人々が非暴力行動を続けて犠牲になり、平等が作られた歴史を日本人も今知るべきと思う 3巻通じて大森一輝氏の別紙解説が理解を助ける 元本2016年 2018刊2020/03/02

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