出版社内容情報
菓子の名称、モチーフを多数収録し、和菓子に親しむための水先案内として好評を博した初版から一二年。この間に深められてきた和菓子研究の成果を盛り込み、絵巻、錦絵などのビジュアル要素を増補して新たに刊行する。フルカラー。
内容説明
代表的な菓子、身近な菓子、年中行事に欠かせない菓子などの名称を広く収録するとともに、菓子のモチーフを多数掲載し、基本的な素材や製法用語についても解説する。和菓子に親しむためのガイドブックとして好評を博した初版から一二年。この間に深められてきた和菓子研究の成果を盛り込み、絵巻、錦絵などのビジュアル要素を増補して新たに刊行する。
目次
第1部 名称編(あこや;安倍川餅;甘納豆 ほか)
第2部 モチーフ編(植物;動物;自然 ほか)
第3部 素材・用語編(餡;豆類;砂糖類・甘味料 ほか)
著者等紹介
中山圭子[ナカヤマケイコ]
東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。卒論のテーマに「和菓子の意匠」を選ぶ。虎屋取締役、虎屋文庫専門職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
33
淡くて可愛らしいのが和菓子の魅力。「ぶっちゃけ砂糖の塊でしょ?」とかいうご意見は、箒でササっと掃き出してしまおう。小さなお菓子に秘められた重厚な歴史を総括する素敵な事典です。2018/11/02
和草(にこぐさ)
8
和菓子のイラスト、写真があり色鮮やかな和菓子の世界2018/10/27
T66
7
「和菓子のアン」を読んで、今まで遠いと思ってた和菓子を知りたくなり読んでみた。「事典」なんだから、面白いところだけピックアップして読もう、と思っていたら結局全部読んでしまった😅だって面白かったから。事典なので五十音順なのは、食べ物の本っぽくなくて面白い。名称編の「花びら餅」ってどこかで読んだなーと頭を絞ったら、「大奥」だった!どんな味?と想像つかなかったけど、現代にもあるのか。モチーフ編では「蓬莱山」が一番印象的。ネットで調べたら、えーこんなのどうやって作るの?どちらも見てみたい!食べてみたい!図書館本2022/03/09
chuji
3
久喜市立中央図書館の本。2018年3月初版。2006年1月に出版された書籍の増補改訂版。奥が深いなぁ? 2018/05/28
yukioninaite
2
絵がとってもきれいで楽しかったです。説明は、もうちょっと深い話を読みたかったなぁ。2018/05/06