権力と孤独―演出家蜷川幸雄の時代

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権力と孤独―演出家蜷川幸雄の時代

  • 長谷部 浩【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 岩波書店(2017/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000611985
  • NDC分類 775.1
  • Cコード C0074

出版社内容情報

日本のみならず、世界の演劇界を牽引した演出家・蜷川幸雄。常識外ともいえる演出手法をとりながら、常に時代の中心にあり、演劇界の頂点に君臨し続けた。一方で安住することを嫌い、古いものを壊し、新しい血を入れることに迷いがなかった。権力と孤独、王道と異端、中央と辺境――相反するものの間で格闘し続けた、その生涯を綴る。

内容説明

日本のみならず、世界の演劇界を牽引した演出家・蜷川幸雄。固定概念を打ち破る演出手法をとりながら、常に時代の中心にあり、演劇界の頂点に君臨し続けた。一方でひとつの場所に安住することを嫌い、古いものを壊し、新しい血を入れることに迷いがなかった。権力と孤独、王道と異端、中央と辺境―相反するものの間で格闘し続けた、その生涯を綴る。

目次

蜷川幸雄はバイクのヘルメットを隣席にどさりと置いた―『稽古場という名の劇場で上演される三人姉妹』‐一九八四年秋
キューポラの町に生まれて―『下谷万年町物語』‐一九三五年秋
美術への憧憬。開成中学・高校時代―『制服』‐一九四八年春
青俳養成所。俳優から演出家へ―『コースト・オブ・ユートピア』‐一九五五年春
現代人劇場とラディカリズム―『真情あふるる軽薄さ』‐一九六九年夏
敗れ去った者の情念的伴走者として―『ぼくらが非情の大河をくだる時』‐一九七二年秋
櫻社解散と参宮橋事件―『泣かないのか?泣かないのか一九七三年のために?』‐一九七四年夏
市川染五郎のロミオは疾走する―『ロミオとジュリエット』‐一九七四年春
唐十郎への恩義。三島由紀夫への反発―『唐版 滝の白糸』‐一九七五年冬
劇作家秋元松代最大のヒット作―『近松心中物語』‐一九七九年冬〔ほか〕

著者等紹介

長谷部浩[ハセベヒロシ]
1956年埼玉県生まれ。慶應義塾大学卒。演劇評論家。東京藝術大学美術学部教授(近現代演出史)。紀伊國屋演劇賞審査委員。現代演劇・歌舞伎を中心に評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬養三千代

6
もう、あの感激は味わえないのかな😣もっと蜷川幸雄作品を見ておきたかった。なかなか関西では上演されなかったが。身毒丸は忘れられない。歌舞伎のように「型」とはならないのだな。藤原竜也を生んでくれて感謝❗️2020/03/25

T. Tokunaga

1
蜷川幸雄より、ほぉ、現役世代の岩波文化人ってこんな感じなのか、という意味で興味深かった1冊。ただ、本書の劇評を読んでも読んでもイメージが浮かばないのは、わたしの観劇体験の乏しさか。2022/11/27

田中峰和

1
文化勲章をはじめ、数々の演劇賞を受賞した蜷川は、シェイクスピア劇を本場イギリスでも成功させ、世界の巨匠として扱われる唯一の日本人だった。開成高校から芸大不合格となり、劇団俳優から演出家に転身し、商業演劇で成功を収めていく過程はドラマそのもの。アングラ演出家から商業演劇に転身するとき、石橋蓮司ら仲間から糾弾されたのは、60年代後半の左翼全盛期の名残か。圧倒的な武力装置として、ジュラルミンの楯で武装した機動隊を舞台に登場させた蜷川の演出は権力への闘いだった。晩年、彼が掴んだ権力は孤独への予兆だったのか。2017/06/12

0
2017年4月21日第1刷発行 著者:長谷部浩 発行者:岡本厚 発行所:株式会社岩波書店 印刷:理想社 カバー:半七印刷 製本:牧製本 岩波書店編集部:中嶋裕子 定価:本体2100円+税2021/01/19

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