内容説明
自らを「編集者型プロデューサー」と呼ぶ著者は、時代の空気をつかむために、どんな本を読み、いかなる文章術を磨いてきたのか?朝井リョウ・池澤夏樹・中村文則・又吉直樹といった、現代を代表する作家たちを迎え、何を語るのか?歴史的大ヒットを支えた“教養”と“言葉の力”、そして“ジブリの現在”がこの一冊に。『ジブリの哲学―変わるものと変わらないもの』から五年半、続編となるドキュメントエッセイ集。
目次
第1章 熱い風の来た道―ジブリ作品を振り返って(『ナウシカ』は、まだ終わっていない;西洋かぶれ―『となりのトトロ』と『火垂るの墓』 ほか)
第2章 人生の本棚―ささやかな読書歴(ぼくを育ててくれた本の森;寺山修司『戦後詩―ユリシーズの不在』 ほか)
第3章 楽しき作家たちとの語らい(対談・“自分”という問題を処理する、新しい小説を。―朝井リョウさん;座談・『教団X』の衝撃―中村文則さん、川上量生さん、米倉智美さん ほか)
第4章 「今」「ここ」を重ねて―日々の随想(還暦祝い;夢の十字路 ほか)
第5章 推薦の辞(書籍編;展示企画編 ほか)
著者等紹介
鈴木敏夫[スズキトシオ]
株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年名古屋市生まれ。72年慶應義塾大学文学部卒業、徳間書店に入社。『週刊アサヒ芸能』を経て、78年アニメーション雑誌『アニメージュ』の創刊に参加。副編集長、編集長を12年あまり務めるかたわら、一連の高畑勲・宮崎駿作品の製作に関わる。85年にはスタジオジブリの設立に参加、89年から同スタジオの専従に。以後、91年から2016年まで、全作品の企画・プロデュースに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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