大人に贈る子どもの文学

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大人に贈る子どもの文学

  • 猪熊 葉子【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 岩波書店(2016/08発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000611473
  • NDC分類 909
  • Cコード C0095

出版社内容情報

児童文学研究者の草分けが、子どもの文学の価値を示し、幸福を描く多様な物語の世界へと読者を誘う。

内容説明

本の楽しみや慰めなくして子ども時代を生き延びることはできなかったという著者は、児童文学研究者となり、英語圏の優れた作品や評論の翻訳に情熱を注いできた。子どもの文学の価値を明らかにして大人たちに知ってもらいたい、と願い続けて60年。子どもに向かって書く作家たちの真髄にせまり、幸福を描く多様な物語の世界へと読者を誘う。

目次

1 子どもの本とわたし(本の虫読書をはじめる;児童文学研究者への道)
2 子どもの本を大人が読むということ(「ハリー・ポッター」という事件;クロスオーバー・フィクション)
3 子どもの文学の書き手たち(ルイス・キャロル―現実からの逃避;ローズマリ・サトクリフ―欠落感を償う;フィリパ・ピアス―日常経験の洞察者;メアリー・ノートン―社会への批判精神)
4 子どもの文学の特質(子どもの文学は単純か;幸福を描く物語の世界;ファンタジーとリアリズム)
5 大人にすすめたい物語(ファンタジーの作品から;リアリズムの作品から)

著者等紹介

猪熊葉子[イノクマヨウコ]
1928年、外科医の父と歌人の母・葛原妙子の長女として生まれる。聖心女子大学卒業。聖心女子大学大学院修士課程修了。1957年英国オックスフォード大学へ留学、J.R.R.トールキンの指導を仰ぐ。1978年聖心女子大学文学部教授。1990年白百合女子大学文学部児童文化学科教授。1999年退官。JBBY(日本国際児童図書評議会)会長を歴任。聖心女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

117
児童文学を大人にすすめるということで自分の経験をまず書いてその後にさまざまな文学の紹介をしてくれています。小さいときから「本の虫」ということで授業よりも文学にのめりこんでいたことが書かれています。またオックスフォードでのトールキンとの邂逅によってさらに幅が広がったようです。自分の出身大学に戻ってなかなか助教授にもなれなかったことなど結構面白く読ませてもらいました。私もこの年になっても児童文学や絵本がすきで読んでいます。心が豊かになりますよね。2017/11/06

藤月はな(灯れ松明の火)

29
初めての児童文学研究者である猪熊葉子さんによる大人も子供もお勧めの児童文学の手引き。猪熊さんの親が子供に無関心な家庭環境とその逃避・現実への向き合い方を学ぶ場が読書だったという体験談に、人間の感情を本で学んだ私としては、深く、感じ入ってしまう。この本のおかげで読みたい本もたくさん、増えました(笑)そして指輪物語シリーズは読みたかったのですが、ホビットか指輪物語のどちらを先に読んだらいいのか、今まで分かりませんでした。しかし、この本のおかげでようやく、読むことを決心できそうです。よし、まずは、ホビットから!2016/11/24

ぱせり

15
すでに七十年も前から、錚々たる児童文学者たちは「児童書は子どもだけではなく、大人にとっても非常に価値のあるもの」である、ということを繰り返し書いている。それなのに、いまだに、こういう本が書かれるほどに、今日、大人にとっての児童文学が、受け入れられない。この本は、児童書を未踏の地とする人にとっての宝のありかを示した地図だ。2017/03/26

♡kana*

12
ぬーーん。海外ばっかりでした(ノ_・、)2017/03/20

ボルボン

10
小説最近あんまり読まないけど児童文学はちょっと読んでみようかと思いました。2016/12/27

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