どちらであっても―臨床は反対言葉の群生地

個数:

どちらであっても―臨床は反対言葉の群生地

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月02日 19時09分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000610896
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0095

内容説明

医師として四〇年、臨床の現場で一人一人の患者と向き合いながら感じた悩み。それを考えるためには、反対言葉がヒントになる。正解や正義が固定されやすい現代社会の中で、自由に生き、看取るためには。それらをめぐる思いを綴る。雑誌『図書』好評連載。

目次

初心巡礼
反対言葉の群生地
“生きる”と“死ぬ”
“行くぞ”と“頼む”
“呼気”と“吸気”
“花”と“刀”
“大きな問題”と“小さな問題”
“自動詞”と“他動詞”
“キュア”と“ケア”
“泣く”と“笑う”〔ほか〕

著者等紹介

徳永進[トクナガススム]
1948年生まれ。内科医。京都大学医学部卒業。鳥取赤十字病院内科部長を経て、2001年鳥取市内にホスピスケアを行う有床診療所「野の花診療所」を開設。1992年地域医療への貢献を認められ第1回若月賞を受賞。著書に『死の中の笑み』(講談社ノンフィクション賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゃが

25
読み進めながら癒されていくのはなぜだろう? 鳥取のホスピス「野の花診療所」の医師徳永さん。臨床の現場で一人一人の患者と向き合いながら感じた悩み、それを考えるためには、反対言葉がヒントになってきたと語る。そのことは医療のみならず、正解や正義が固定されやすく、縛られやすい現代の社会(=A)の中で、自由に生き、看取り、看取られ、そして自由に死ぬ(=非A)ためには徳永さん自身が自戒をこめ、また患者さん、家族、社会に考え、優しく問いかけるエッセイだった。2016/05/10

ハナさん*

1
2016年2月24日第1刷。市図。著者は第1回若月賞受賞の医師。40年以上臨床医として患者と向き合い、地域医療に貢献してきた。医療現場には「正解は一つと言い切ろうとする風潮すらある」が、「言い切れる正しさなんて、臨床にはない」(p.ⅶ)と感じ、「臨床は反対言葉の群生地」である、「真実は矛盾の中にこそある」(p.ⅷ)という立場から、矛盾する反対言葉をタイトルにして記した文章を集めたもの。着眼点はものすごく良いと思うのだが。『図書』に連載した一般向けの小文を集めたものなので、それぞれが短く、やや深さに欠ける。2025/05/10

かんな

1
体と心の開閉(⌒‐⌒)意識してみます。2018/09/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10488962
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品