視覚都市の地政学―まなざしとしての近代

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視覚都市の地政学―まなざしとしての近代

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  • サイズ A5判/ページ数 468,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000610865
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C0036

内容説明

“まなざしとしての近代”は、一九世紀末から一九五〇年代までの盛り場・百貨店・映画館においてどのような広がりを見せたのか。そして、高度成長期から一九八〇年代までに、そうした公共空間からどのように家庭のなかへと引きこもっていたのか。街頭テレビ、テレビのある茶の間、家電のある家庭、テレビCM、ディズニーランドの空間から考察する。都市に対するメタレベルの“まなざし”の系譜についての批判的な検討を含む、名著『都市のドラマトゥルギー』以降の都市論研究の集大成。

目次

眼・群集・都市―まなざしとしての近代
1 拡大するモダニティ(帝都東京とモダニティの文化政治;近代空間としての百貨店;映画館という戦後)
2 飽和するモダニティ(テレビが家にやって来た;メイド・イン・ジャパン;テレビ・コマーシャルからの証言―アーカイブが開く地平;シミュラークルの楽園)
3 認識するモダニティ(都市の死 文化の場所;都市とは何か―都市社会学から文化の地政学へ)
戦後東京を可視化する―まなざしの爆発とその臨界

著者等紹介

吉見俊哉[ヨシミシュンヤ]
1957年東京都に生まれる。1987年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院情報学環教授。専攻は社会学・文化研究・メディア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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