出版社内容情報
あまりに高度化した現代の数論は初心者には近寄りがたくなってしまったが、本書では初めて学ぶ人が初等代数学をはじめとして、ある程度の数論を理解するために必要な数学的素養を身につけられるように工夫した。素数のふるまいを探究する「代数的整数論」とよばれる分野を中心として、近年注目の話題を解説する。
内容説明
あまりに高度化して現代の数論は初心者には近寄りがたくなってしまったが、ここでは初等代数学をはじめとして、ある程度の数論を理解するために必要な数学的素養を身につけられるように工夫した。素数のふるまいを探究する「代数的整理論」とよばれる分野を中心として、近年注目されている話題を解説する。
目次
第1章 有理整数環
第2章 合同式
第3章 剰余環
第4章 平方剰余の相互法則
第5章 ディリクレ指標
第6章 2次体の整数論
第7章 代数体の整数論
第8章 楕円モジュラー関数
第9章 楕円曲線
第10章 超楕円曲線とヤコビ多様体
付録
著者等紹介
山本芳彦[ヤマモトヨシヒコ]
1941年生まれ。1964年大阪大学理学部数学科卒業。元大阪大学大学院理学研究科教授。専攻:整数論。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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