出版社内容情報
自然現象と微分方程式の関係をもとに微分方程式の扱い方や解く手法に重点をおいたロングセラーの新装版
内容説明
理工学では物体の運動、電流の流れや感染症伝染など様々な自然現象を微分方程式で記述し、それを解析することで結果を予測・判断している。常微分方程式の初等的解法からはじめて、2階線形常微分方程式の解法を解説し、高階線形常微分方程式へとすすむ。最後に、解の定性的振舞いをしらべる力学系の理論を取り上げる。
目次
1 自然法則と微分方程式
2 微分方程式の初等解法
3 定数係数の2階線形微分方程式
4 変数係数の2階線形微分方程式
5 高階線形微分方程式―連立1階線形微分方程式
6 微分方程式と相空間―力学系の理論
さらに勉強するために
問題略解
著者等紹介
矢嶋信男[ヤジマノブオ]
1930年兵庫県に生まれる。1960年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。名古屋大学プラズマ研究所、京都大学基礎物理学研究所、京都大学工学部数理工学科をへて、1973年から九州大学応用力学研究所教授。1984年から86年まで同研究所長をつとめる。理学博士。専攻、理論物理学。特にプラズマ物理学、非線形波動。1988年7月12日、出張先の東京にて急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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