内容説明
全6巻で中学・高校の全範囲をあつかいながら、大学数学の入り口まで独習できるように構成。深く豊かな内容を、自由にのびのびと、一貫した流れで解説する。第2巻は1次関数、2次関数、分数関数など関数の初歩から始め、座標を用いた基本的図形を調べたあと、指数関数・対数関数・三角関数に入る。定評あるロングセラーの新装版。
目次
第5章 関連しながら変化する世界―簡単な関数(関数とそのグラフ;2次関数;分数関数・無理関数)
第6章 図形と数や式の関係―平面図形と式(点と座標;平面における直線;円と軌跡;不等式の表す領域)
第7章 急速・緩慢に変化する関係―指数関数・対数関数(指数の拡張;指数関数と対数関数;対数の性質)
第8章 円の中にひそむ関数―三角関数(一般角と三角関数;加法定理;三角関数と三角形)
著者等紹介
松坂和夫[マツザカカズオ]
1927‐2012年。1950年東京大学理学部数学科卒業。武蔵大学助教授、津田塾大学助教授、一橋大学教授、東洋英和女学院大学教授などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sheemer
11
転読気味に読了。昔を思い出した。練習問題を含めて解説が詳細で良書と思う。2024/04/26
しんすけ
8
高校で最初に感激したのは、数学の時間に2次方程式の判別式を教わった時だ。 黒板に向かった教師が「両辺を2次項の定数で割って定数項を移行して、...」と、楽しそうに語っているうちに登場したのが判別式だった。 始めは何を楽しんでいるのか判らなかったぼくも、それ以来数学の虜になってしまったものである。 第一巻で明らかにされた判別式は、この第2巻でも、縦横に活躍する。関数を理解するには、判別式の知識が欠かせないものだからだ。 2019/09/11
あゆたろう
0
数年前に読んだが、また読んだ。数学はしばらく勉強していないと忘れる。自分は、大学数学の先に進みたいが、いつまでも、高校数学から抜け出せない。2022/09/01