出版社内容情報
力学は、自然現象の中から法則を見出す物理学の方法を学び、また自然現象を数理的に扱うことを学ぶのに適している。本書は特に基礎的な現象を取り上げ、各章で物理法則および物理概念と結びついた数学的事項を導入する。
内容説明
力学は、自然現象の中から法則を見出す方法や、自然現象を数理的に扱うことを学ぶのに適している。力学では振動、波動などの現象も扱うが、これらは電気振動や電磁波など他の分野の現象や法則を理解する基礎としても大切である。本書は特に基礎的な現象を取り上げ、各章で物理法則および物理概念と結びついた数学的事項を導入する。
目次
1 運動
2 運動の法則
3 運動とエネルギー
4 惑星の運動と中心力
5 角運動量
6 質点系の力学
7 剛体の簡単な運動
8 相対運動
著者等紹介
戸田盛和[トダモリカズ]
1917‐2010年。東京生まれ。1940年東京大学理学部物理学科卒業。東京教育大学教授、千葉大学教授、横浜国立大学教授、放送大学教授などを歴任。理学博士。専攻は理論物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kuru27285
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読了。コマの歳差運動について理解がうまくできなかったので、また読もうと思う。次は、連続体の力学に取り組む。2022/08/11
PapaShinya
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基礎力落ちたなと実感するこの頃。姉妹書の演習書の方からやりだしたが、剛体の辺りから問題が解けない。慣性モーメントが求められない・・・ので、テキスト版からやり直しました。この本は、初めて力学を学ぶ人のために書かれただけあって、丁寧に説明しています。テーマの配置も結構独特。初心者を迷わせない配慮が行き届いています。が、力学を復習する人には、ちょっとくどいかも。山内一般力学みたいにすっきり書けないのかと感じる人もいるかも。そこはぐっとこらえて、じっくり読んでみると、山内とは違うスッキリ感が。わかるってうれしい。2022/07/07