岩波科学ライブラリー<br> ネズミはなぜ回し車で走るのか

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岩波科学ライブラリー
ネズミはなぜ回し車で走るのか

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  • サイズ B6判/ページ数 132p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000297400
  • NDC分類 489.47
  • Cコード C0345

出版社内容情報

回し車の中で走るハムスターを見てこんなことを思ったことはないだろうか。「めっちゃ上手に走るなぁ」「走っていて楽しいのかしら」「なんで走っているの?」――。でも回し車で走るのはハムスターだけではない。ラットもマウスもニワトリもゴキブリも走っている。なぜ走るのか、その素朴な疑問に真正面から挑む。


【目次】

内容説明

回し車の中で走るハムスターを見てこんなことを思ったことはないだろうか。「めっちゃ上手に走るなぁ」「走っていて楽しいのかしら」「なんで走っているの?」―。でも走るのはハムスターだけではない。ラットもマウスもニワトリもゴキブリも回し車で走る。なぜ走るのか、その素朴な疑問に真正面から挑む。

目次

第1章 回し車で走るということ
第2章 回し車で走ると楽しい
第3章 回し車で走ると苦しい
第4章 楽しさと苦しさは、いつも隣り合わせ
第5章 走り過ぎて死んでしまう
第6章 こぼれ話いろいろ

著者等紹介

中島定彦[ナカジマサダヒコ]
1965年、高知市生まれ。博士(心理学)。上智大学文学部心理学科を卒業し、慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻に進学。日本学術振興会特別研究員PD(関西学院大学)、同海外特別研究員(ペンシルベニア大学)を経て、1997年に関西学院大学専任講師。助教授、准教授を経て2009年より教授。2007~2008年にシドニー大学客員研究員。現在、日本動物心理学会理事長(会長)、公益社団法人 日本心理学会理事、日本基礎心理学会理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

52
確かに、考えたこともなかった。そこで、何故・・と思えることが素晴らしい。疑問を持ち、仮説をたて、実験し検証する。これを繰り返す。快・不快、ストレスなど、科学の面白さが伝わってくるとともに、まだまだ、未解明な部分が多いというのが、奥深さ。2026/04/06

石油監査人

36
著者は、動物心理学者。この本では、ネズミが回し車で走る理由を動物実験を通じて明らかにします。軽い研究テーマの本と思って読み始めましたが、意外にも多くの研究者が真剣に取り組んでいる歴史のある研究であると知りました。例えば、ネズミが食事を取らずに長時間、回し車で走ることによって体重が減少してしまう「活動性やせ症」は、類似性が指摘されている人間の「神経性やせ症」、いわゆる、「拒食症」の動物モデルとして研究が進められています。人類の医学発展のため、喜びの超音波を発しながら走るネズミに愛おしさを感じる一冊でした。2026/06/10

HMax

34
なんとラットは一晩にフルマラソンを走ってる、そしてランナーズハイになって喜びの声まで上げている。走り続け、エンドルフィンやカンナビノイドが分泌され、食べることも忘れて走り続ける。備考:著者の中島先生のご出身はアニマルランド高知、あとがきにある子供時代の環境が羨ましい。2026/08/17

テイネハイランド

25
図書館本。著者の中島さんは日本動物心理学会の理事長(会長)。この本はポッドキャスト「哲学の劇場」で吉川浩満さんが紹介していたので今回読みました。あとがきも含めて114ページと短めで、著者による説明もわかりやすく、最後まで読めば今まで知らなかったことを知れるので、他の本を読んでいるときにつまみ読みするのにもぴったりだと思いました。まわし車で走るときにネズミやラットは喜びの声を上げているらしく、その音声は50kHz程度の超音波なので人間の耳には聞こえないらしいです。2026/07/20

tom

17
読友さんのコメントで知った本。ネズミは回し車で走るとき喜びの声をあげている(人の可聴域外だから、聞くことはできない)。そんなに楽しいのかと驚く。一方で、ひたすら走って胃潰瘍になる。やっぱり走り過ぎは苦しいのだ。でも走ることを止められない。喜びというのは、そういうものらしい。ヒトと同じかと笑う。そうして、走り過ぎて、喰わなくなる、死んでしまうことも。これはヒトの拒食症と重なるところがあって、ヒトにできない実験をネズミに代わってもらっているとのこと。そうなのか、回し車で走るネズミが拒食症研究の役に立つのか。2026/08/15

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