岩波科学ライブラリー<br> 食虫植物―進化の迷宮をゆく

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岩波科学ライブラリー
食虫植物―進化の迷宮をゆく

  • 福島 健児【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000297103
  • NDC分類 471.76
  • Cコード C0345

出版社内容情報

植物なのに肉食なんて! しかしその特殊能力のわりに、食虫植物はいつだってマイナーな存在だ。その深い深い理由とは。ベジタリアンもいるの? あの妙な形や「胃腸」はどこから……? ウツボカズラから食虫木まで何でもござれ。気鋭の研究者の道案内で、謎に満ちた進化の迷宮を探険し、その妖しい魅力に心ゆくまで囚われよう。

内容説明

植物なのに肉食なんて!しかしその特殊能力のわりに、食虫植物はいつだってマイナーな存在だ。その深い深い理由とは。えっ、ベジタリアンもいるの?あの妙な形や「胃腸」はどこから…?ウツボカズラから食虫木まで何でもござれ。気鋭の研究者の道案内で、謎に満ちた進化の迷宮を探険し、その妖しい魅力に心ゆくまで囚われよう。

目次

1 食虫植物とはなにか?―当落線上にそよぐ食虫木
2 食虫植物の猟具
3 食虫植物の偏食―虫食う草も好き好き
4 食虫植物の葛藤
5 それでも虫を食べる意味とは?
6 食虫植物はなぜ「似てしまう」のか
7 複雑精緻な進化の謎
8 食虫植物のゆくえ

著者等紹介

福島健児[フクシマケンジ]
1987年福岡県大牟田市生まれ。2015年総合研究大学院大学博士課程修了。博士(理学)。コロラド大学研究員などを経て、現在はヴュルツブルク大学植物学科1グループリーダー。専門は進化生物学、植物科学、ゲノム科学、生命情報科学など、食虫植物の研究に役立つさまざまな分野(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

106
この季節になるとホームセンターや園芸店に様々な食虫植物が売られている。私も育てたことがあるが次の年になるといつのまにか消えている・・この本はそんな食虫植物についてその定義、猟の仕方やそれぞれの種がどのような虫を食べているのか、後半はDNAや学術的な内容で私にはほぼ理解できないまま読み終わった。ハエトリソウ、ウツボカズラ、サラセニア、モウセンゴケ他食虫植物は独自の進化を遂げてきたようだ。昔は人を食べる食虫植物がいると信じられていたがそれは嘘だということだ。特撮モノにはそれらをモチーフにしたものが多いのだが。2022/06/07

かもすぱ

9
一般的に食物連鎖では最底辺、生産者で被食者である植物ながら、虫を獲って食う食虫植物の魅力を語る一冊。前半は異様とも言える特徴とその生き方について。後半ではいかに異質な姿と消化能力を手に入れたのかを進化の面から追いかける。「進化の元ネタは思っていたより手頃なもので間に合わせているんじゃないの説」はダーウィンから続く研究の集大成とか醍醐味を感じてカタルシスある。進化の話は面白い...。2022/04/05

kamekichi29

4
食虫植物のいろいろ。虫を取る仕組みや食べ方?、なぜ食べるようになったかや、これからの進化についてなど。色んなタイプの虫取り法があって面白かった。2024/11/02

kazutox

4
2022年刊。とても面白い。筆者は「あとがき」であれこれ反省してますが、素材自体が面白いので、どう料理しても面白くなってしまうのではないだろうか。カラー図版含め図版もよいです。2024/04/19

四不人

4
食虫植物は好きで、育ててもいる。結構本も読んでいるので、まあ細かいことはともかく大体分かってるつもりでいたが、大違い。知らないことってやっぱりいっぱいあるんだなあ。冒頭の「食虫木」ロリデュラの件から面白かった。なるほど、そういうタイプの共生昆虫がいるんや。他にも落葉を消化する話と食虫の関係とか、食虫植物の特定外来生物化とか、知らない話が多くて楽しい。良かった。2022/10/21

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