出版社内容情報
腸内細菌の新たな働きが,つぎつぎと明らかにされている.つくり出した物質が神経やホルモンをとおして脳にも作用し,さまざま病気や,食欲,感情や精神にまで関与する.あなたの不調も攪乱された腸内細菌の働きによるのかもしれない.
内容説明
母から子へと綿々と受け継がれ、人間の全細胞数の数十倍もいると言われる腸内細菌。その驚くべき役割が、次々と明らかにされている。免疫機能を強化し、代謝物が神経やホルモンを通じて脳に働きかけ、さまざまな病気や、食欲、感情や精神にまで関与する。あなたの不調も腸内細菌の乱れが原因かもしれない。
目次
1 脳になりそこねた器官
2 ストレスと腸とセロトニン
3 自閉症とGABAと脳‐腸連関
4 あなたの食欲を支配するもの
5 善玉菌・悪玉菌と免疫システム
6 腸内細菌を解明する
著者等紹介
小澤祥司[オザワショウジ]
環境ジャーナリスト/科学ライター。1956年静岡県生まれ。東京大学農学部卒業。主に生物多様性、自然エネルギー、持続可能な社会をテーマとして執筆活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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