出版社内容情報
「これ食べたら死む?」ほとんどの大人はこんな言い方をしないのに、どうして多くの子が同じような言い間違いをするのだろう? ことばを身につける最中の子どもが見せるいろいろな「間違い」は、ことばの秘密を知る絶好の手がかり。大人からの訂正にはおかまいなく、言語獲得の冒険に立ち向かう子どもは、ちいさい言語学者なのだ。
内容説明
「これ食べたら死む?」どうして多くの子どもが同じような、大人だったらしない「間違い」をするのだろう?ことばを身につける最中の子どもが見せる数々の珍プレーは、私たちのアタマの中にあることばの秘密を知る絶好の手がかり。言語獲得の冒険に立ち向かう子どもは、ちいさい言語学者なのだ。かつてのあなたや私もそうだったように。
目次
第1章 字を知らないからわかること
第2章 「みんな」は何文字?
第3章 「これ食べたら死む?」―子どもは一般化の名人
第4章 ジブンデ!ミツケル!
第5章 ことばの意味をつきとめる
第6章 子どもには通用しないのだ
第7章 ことばについて考える力
著者等紹介
広瀬友紀[ヒロセユキ]
ニューヨーク市立大学にて言語学博士号(Ph.D.in Linguistics)を取得。電気通信大学を経て、東京大学大学院総合文化研究科准教授。研究分野は心理言語学・とくに言語処理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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