岩波科学ライブラリー<br> 信頼の条件 - 原発事故をめぐることば

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岩波科学ライブラリー
信頼の条件 - 原発事故をめぐることば

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  • サイズ B6判/ページ数 128p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000296076
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0336

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

10
結局、科学者としての態度を一貫して持ち続ける事が重要という事かな?もちろん、内容が(少なくともその時点で)科学的に正しく、挙証責任を果たしていることは最低限必要であるのですが、それだけではなくその発言によってもたらされる情報伝達以外の効果にも十分に注意を払う必要があるという事でしょう。なかなか難しいですが...2013/06/06

Aby

5
似非科学をぶった切る本の延長で手にした.説明責任・挙証責任という点で,原発事故で墓穴を掘りまくった人と似非科学と,なんと似ていることか.「自分が信じたいこと」を「信じる」ように熱弁を振るったら,科学ではなくなる.2013/09/03

Kei

2
原発ついて色々フォローしていると、まとめ的にいい感じ。ただ、ここの報道の背景をしらないと難解かも。こういうことを理論的に語ることができるというのが学問なのでしょう。2013/06/04

松村 英治

1
言説の研究ってすごいなあと思う。そのへんにあるものに意味を見出して、整理し、提示する作業。自分の環境にいつもダウトをかけて、考えなければ気付かないと思う。2017/03/26

coolflat

1
本によると、科学者は「知らない」事を前提にしてふるまう人、専門家は「知っている」という態度をとる人であると言う。 “未知の事象が出てきたら、既存の知識で対応しようとするが、未知であるから既存の知識では対応できない。知らない事を認められないから、対応するために隠蔽や歪曲をしなければならなくなる。専門家は正しく市民は間違っているので、説明責任や挙証責任を市民に転嫁する。責任を負うことなく立場に居座る。やがて市民から信頼を失う。” これが3.11後に見た専門家というものである。正に『信頼の条件』が問われている。2013/06/04

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