岩波現代全書<br> 中国政治からみた日中関係

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岩波現代全書
中国政治からみた日中関係

  • 国分 良成【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 岩波書店(2017/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000292016
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0331

出版社内容情報

なぜ日中関係は悪化と改善の変動が激しいのだろうか。なぜ歴史問題をめぐる対日批判は収束と再燃を繰り返すのだろうか。その要因は中国国内の権力ゲームの帰趨にある。80年代から現在まで中国政治体制のありようを踏まえたうえで、対日政策とどのように密接に関連しているかを、様ざまな事案と資料に基づいて明らかにする。

内容説明

なぜ日中関係は悪化と改善の変動が激しいのだろうか。なぜ歴史問題をめぐる対日批判は収束と再燃を繰り返すのだろうか。その要因は中国国内の権力ゲームの帰趨にある。日中国交正常化から現在まで、中国政治体制は対日政策とどのように密接に関連しているのか、さまざまな事案と資料に基づいて明らかにする。

目次

地域研究としての中国政治
第1部 中国の政治体制―迷走する正統性(政治改革の展開と挫折―〓(とう)小平・胡耀邦・趙紫陽時代
天安門事件とソ連解体の衝撃―〓(とう)小平時代
正統性としての経済成長―〓(とう)小平・江沢民時代
党国体制の権威主義―江沢民・胡錦涛時代
習近平体制と文化大革命―連続と非連続)
第2部 中国の対日政策―国内政治の延長(「一九七二年体制」の成立とその限界―一九七〇‐九〇年代・冷戦から冷戦後へ;「日中友好」の陰り―一九八〇年代・光華寮裁判と胡耀邦事件;歴史問題の拡大―一九九〇年代・江沢民訪日;戦略的互恵関係への道―二〇〇〇年代・暫定的修復;試練の中の日中関係―二〇一〇年代・尖閣事案の顕在化)
中国政治と日中関係

著者等紹介

国分良成[コクブンリョウセイ]
1953年生。1981年慶應義塾大学大学院博士課程修了後、同大学法学部専任講師、85年助教授、92年教授、99年から2007年まで同大学東アジア研究所長、07年から11年まで法学部長。法学博士。12年から現在まで防衛大学校長。この間、ハーバード大、ミシガン大、復旦大、北京大、台湾大の客員研究員を歴任。専門は中国政治・外交、東アジア国際関係。元日本国際政治学会理事長、元アジア政経学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトシ@朝練ファイト

28
内容が内容だけに構えて読み始めたけど意外にも読みやすく分かりやすいです。(サクサクとは絶対にいかないけど) 著者は日中関係の紆余曲折は中国国内政治に要因があるとしています。文革発動時、毛沢東ですら圧倒的な権力者ではなかったとのことです。2017/06/04

sakadonohito

8
日中関係における、どうしてそういう対応になったのか?を中国側の事情から解説する。日本に対して過激な反応をする時はたいてい共産党内の権力・派閥闘争に利用されている。江沢民が特に反日だったのは、その出自が影響している可能性があるとのこと。しかし彼が頻繁に反日ムーヴをしたため、その後中国共産党は便利な政治ツールとして定着してしまったようだ。2024/08/08

もち

6
天安門事件前後から現在(2017年!)に至るまでをわかりやすくまとめて解説してある本。これまで新聞を読んでさっぱりわからなかった中国情勢についての理解が深まった。中国の外交は、内政の延長にある、という筆者の主張がよくわかった。国家首席であれども、全権力を握っているわけでなく、日々権力闘争のなかにいるらしい。個人的には、2005年の中国でのデモが、「日本の常任理事国入りに反対」してのものだというのに驚いた。2017/09/14

3
中国研究の大家にして防大学校長の著者による戦後日中外交の分析。日中外交は思わぬ時に波風が立ったり、火種だと思っても長続きしなかったりする。我々はどうしてもそれを日中のパワーバランスの変動や日本の国内政治から説明してしまいがちだが、それと同じくらい中国にも国内要因があるはず。なかなか奥の院を見通すことのできない中国共産党の事情だが、著者が強調するのは江沢民の特異さである。彼の影響力は排除されたが、対日強硬論で利益を得るプレイヤーはやはりいるだろうし、日本は見えない相手の懐を考えながら付き合って行くしかない。2019/04/04

takao

2
ふむ2024/04/19

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