岩波現代全書<br> アウンサンスーチーのビルマ―民主化と国民和解への道

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岩波現代全書
アウンサンスーチーのビルマ―民主化と国民和解への道

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000291514
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0323

出版社内容情報

ビルマ軍政が最も憎み、恐れたアウンサンスーチー。長期にわたる自宅軟禁、度重なる暗殺の危機、そして夫との死別……。なぜ彼女は恐怖と苦痛に打ち勝つことができたのか。2010年11月、65歳で自宅軟禁から解放され、現在は下院議員として活動するアウンサンスーチーの思想の骨格を浮き彫りにし、彼女が目指すビルマの未来を展望する。

内容説明

かつてビルマ軍政が最も恐れたアウンサンスーチー。長期にわたる自宅軟禁、暗殺の危機、そして夫との死別…。それでも彼女はビルマの民主化と国民和解への希望を捨てることはなかった。二〇一〇年一一月、六五歳で自宅軟禁から最終的に解放され、現在は下院議員として活動するアウンサンスーチーの思想の骨格を浮き彫りにし、彼女が目指すビルマの未来を展望する。

目次

序章(来日時の発言から;ビルマの「変化」とアウンサンスーチー ほか)
第1章 半生を振り返る(「独立の父」アウンサンの娘;少女時代 ほか)
第2章 思想の骨格(恐怖から自由になること;「正しい目的」と「正しい手段」 ほか)
第3章 非暴力で「暴力の連鎖」を断つ(戦術としての非暴力;「暴力の連鎖」としてのビルマ近現代史 ほか)
第4章 国民和解への遠き道のり(二〇一一年三月の「民政移管」と〇八年憲法体制;下院議員となる ほか)

著者等紹介

根本敬[ネモトケイ]
1957年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。同大学院比較文化研究科博士後期課程中退。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授等を経て、上智大学総合グローバル学部教授。専攻はビルマ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

13
彼女は今後ずっと世界から称賛される”偉人”になるだろうが、彼女が一番望んだビルマの民主化と民族和解は達成できない気がする。彼女の前に立ち塞がるのは偏狭なビルマナショナリズムとその守護者(を自任する)軍事政権。独立達成のバックボーンとなったビルマナショナリズムは、多数派のビルマ民族の排他性を強め、独立後は却って多民族国家の阻害要因となった。現在78歳、残された時間は短い。2024/05/01

はちめ

7
著者である根本敬氏の「物語ビルマの歴史」の続編にあたる。主に1988年にアウン・サン・スー・チー氏がビルマの民主化運動に関わって以降2014年までの現代史が記述されている。本書の優れた特徴は単に歴史を語っているのではなく、ビルマ現代史に最も大きな影響を与えているアウン・サン・スー・チー氏の思想に焦点を当てかなり詳細に分析している点にある。アウン・サン・スー・チー氏は実践家であるとともに確固とした思想に基づいて行動している人物でもあることが示されている。☆☆☆☆☆2019/09/22

非実在の構想

2
アウンサンスーチーの経歴、思想、その背景がよく纏まっている。心を制御し客観的な立場を得るって上座部っぽいなと思った。2018/09/30

OMO

1
面白さ:○   興味:○   読みやすさ:○   新鮮さ:○   文学的云々:×2022/12/15

takao

1
ふむ2021/08/31

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