出版社内容情報
ビルマ軍政が最も憎み、恐れたアウンサンスーチー。長期にわたる自宅軟禁、度重なる暗殺の危機、そして夫との死別……。なぜ彼女は恐怖と苦痛に打ち勝つことができたのか。2010年11月、65歳で自宅軟禁から解放され、現在は下院議員として活動するアウンサンスーチーの思想の骨格を浮き彫りにし、彼女が目指すビルマの未来を展望する。
内容説明
かつてビルマ軍政が最も恐れたアウンサンスーチー。長期にわたる自宅軟禁、暗殺の危機、そして夫との死別…。それでも彼女はビルマの民主化と国民和解への希望を捨てることはなかった。二〇一〇年一一月、六五歳で自宅軟禁から最終的に解放され、現在は下院議員として活動するアウンサンスーチーの思想の骨格を浮き彫りにし、彼女が目指すビルマの未来を展望する。
目次
序章(来日時の発言から;ビルマの「変化」とアウンサンスーチー ほか)
第1章 半生を振り返る(「独立の父」アウンサンの娘;少女時代 ほか)
第2章 思想の骨格(恐怖から自由になること;「正しい目的」と「正しい手段」 ほか)
第3章 非暴力で「暴力の連鎖」を断つ(戦術としての非暴力;「暴力の連鎖」としてのビルマ近現代史 ほか)
第4章 国民和解への遠き道のり(二〇一一年三月の「民政移管」と〇八年憲法体制;下院議員となる ほか)
著者等紹介
根本敬[ネモトケイ]
1957年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。同大学院比較文化研究科博士後期課程中退。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授等を経て、上智大学総合グローバル学部教授。専攻はビルマ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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