出版社内容情報
『不思議の国のアリス』刊行150周年記念、豪華なコラボによる日本版アリスの決定版。19世紀の鬼才ルイス・キャロルと20世紀の鬼才・高山宏、佐々木マキ、ブックデザインの鬼才・祖父江慎が繰り広げる、摩訶不思議な世界。
内容説明
オール2色刷り!誰もが知ってるお話の、誰も知らないコトバとカタチ。「絵もあれば会話もある本」
著者等紹介
高山宏[タカヤマヒロシ]
1947年岩手県生まれ。批評家。翻訳家。1974年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。大妻女子大学比較文化学部教授
佐々木マキ[ササキマキ]
1946年神戸市生まれ。マンガ家・絵本作家・イラストレーター。1966年に「ガロ」でマンガ家デビュー。1973年、福音館書店より絵本『やっぱりおおかみ』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
57
【ガーディアン必読1000冊】はこちゃんのオススメ本。シュールで可愛い絵の佐々木マキさんとダジャレ爆発でスリムな訳の高山宏さんという面白いコンビが楽しい!2016/02/05
えりか
52
佐々木マキさん目当てで。佐々木さんは村上春樹で知ってそこから好きになった。やっぱり可愛いなぁ。この絵好き。眠たげな目が半開きアリスが最高に可愛い。お話も「注釈のない翻訳」とのことで読みやすい。言葉遊びやダジャレのところは、すんなり楽しく読めた。高山さんご本人もあとがきで書いてるように「お茶会」の場面の「time」を「マ」と訳し、そこからまた言葉遊びが展開するシーンは面白かった。2016/09/26
Aoyama Satsuko
34
最近の人にとっては「アリスインワンダーランド」でお馴染みの原作本。映画との違いを楽しみながら読みましたが、改めてティム・バートン氏が脚本の仕立てが秀逸だと感じました。こちらには映画に登場しない亀やグリフィンも登場し、キャラクター層はより広いようです。翻訳の難しいところですが、個人的にタイムを「マ」と訳すのは所見での理解が難しく感じました。2019/03/27
bibi
29
小林泰三さんの『アリス殺し』を読む前にと思い手に取りました。ほんとに不思議な国だった。読むのが、ちょっと面倒くさくなってしまいそうな話だった。2019/09/17
detu
27
初読み。四次元空間、ちんぷんかんぷん。夢の中だからな。違う訳も読むでみるか。2021/03/15