シリーズここで生きる
魂への旅路―戦災から震災へ

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000287227
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0336

出版社内容情報

大きな揺れを体感した大震災の日、封印されていた大空襲の記憶の扉が開いた。津波の被災地で出会った少年と、空襲の焼け野原で出会った少年が重なっていく。人は、何を抱えながら生きていくのか。生き残る罪悪感、取り残される苦しみ。それでもなお、生き抜いていく人びとの痛みを思いながら、幸あれと祈り、来しかたを綴る。

内容説明

大きな揺れを体感した大震災の後、封印されていた大空襲の記憶の扉が開いた。津波の被災地で出会った少年と、空襲の焼け野原で出会った少年が重なっていく。人は、何を抱えながら生きていくのか。生き残ったことへの罪悪感、取り残される苦しみ。それでもなお、生き抜いていく人びとの痛みを思いながら、幸あれと祈り、来し方を綴る。

目次

第1章 個人史は日本人の記憶と重なって(暗黒の時代に生を受けて;記憶の扉は幾たびも)
第2章 被災地での経験(被災地でのカウンセリング;ひきこもり青年と家族が遭遇した社会災;ある少女の軌跡;緊急対応で実感したこと)
第3章 癒しは可能か(心のケアという関わり;魂への回帰は幾たびも;亡き人との邂逅の先にあるもの)
第4章 遠い道(あの日、東京で;沿岸部を生きる)

著者等紹介

横湯園子[ヨコユソノコ]
1939年、静岡県生まれ。心理臨床家。日本社会事業大学社会福祉学部卒業。その後、国立国府台病院や市川市教育センター、女子美術大学などを経て、北海道大学教授、中央大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

11
戦争は遠く過去のものとなり、東日本大震災の記憶も薄らいでいく。 戦争と自然災害は違うかもしれないけれど、その中で翻弄された心の問題は、決して過去形ではないと感じました。2019/08/10

のせなーだ

0
最後に紹介されたゲーテの詩 その言葉が響いた。2016/06/24

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