内容説明
手仕事―その奥深い世界。いまや失われゆく職人の技をいとおしみつつ、鋸(ノコギリ)、鉋(カンナ)、砥石(トイシ)など、道具の誕生や変遷を語りながら、さまざまなエピソードとともに手仕事の世界を描く。また、みずから「にわか大工」となり、書庫をつくりあげた体験も熱く語る。現代の社会が求めている「やわらかいものへの視点」を感じさせる一冊。
目次
1 私のモノ学
2 ノコギリ(鋸)について
3 カンナ(鉋)について
4 トイシ(砥石)のこと
5 道具の東西
付記 つくるよろこび―モノ学応用編 にわか大工の試み
著者等紹介
村松貞次郎[ムラマツテイジロウ]
1924‐97。静岡県生まれ。1948年東京大学第二工学部建築学科卒業。東京大学生産技術研究所教授、法政大学工学部教授を経て、東京大学名誉教授、博物館明治村館長。専攻、建築技術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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